TVアニメ「『進撃の巨人』The Final Season完結編(後編)」は、2023年秋の放送が予定されている。このたび本作より、作品史上初となるキャラクターや巨人が一切描かれていないキービジュアルが公開され、林祐一郎監督よりコメントも到着した。
『進撃の巨人』は、2009年から2021年にかけて諫山創が「別冊少年マガジン」にて連載したダークファンタジー。巨人がすべてを支配する世界を舞台に、巨大な壁によって外界と隔てられた人類と巨人との闘いを描く。コミックス全34巻の発行部数は世界累計で1億1千万部を越え、社会現象とも言えるほどの大ヒットにより、日本のみならず海外でもセンセーションを起こした。TVアニメ化をはじめとした様々なメディアミックスが行われるなど、連載終了後の現在も絶大な人気を誇る作品だ。
アニメは、「The Final Season完結編(前編)」が2023年3月に1時間スペシャルでオンエア。「The Final Season完結編(後編)」の2023年秋の放送は、その放送後に発表となっていた。
このたびTVアニメ「『進撃の巨人』The Final Season完結編(後編)」より公開されたキービジュアルは、TVアニメ『進撃の巨人』史上初となる、キャラクターや巨人が一切描かれていないもの。1軒の小屋と大きな影、そして「いってらっしゃい エレン」というセリフが特徴的だ。全体的にどこか異様な雰囲気を醸し出しているビジュアルに注目したい。
林監督からは、このキービジュアルについて「今回でThe Final Seasonとしては最後のビジュアルになると思います。今までのキャラクターてんこ盛りとは真逆の方向性で意外に思われるかもしれませんが、前々からラストはシンプルな路線で行こうと決めていました。何も無い分、想像力に訴えかけるものがあるかと思います。いくつか気になるものも配置してありますが解説するのは野暮ですし、ネタバレになるので皆様の中で想像を膨らませ、完結編後編に期待していただければと思います」などのコメントが寄せられた。
TVアニメ「『進撃の巨人』The Final Season完結編(後編)」は、2023年秋の放送が予定されている。キービジュアルが公開され、刻々と近づく最終話。今後の続報も楽しみに待ちたい。