若い人材が欲しい、と考える企業は多いだろう。
「零細企業の工場に勤務しています。日本は人手不足でしかも少子化で若者は零細企業の工場など敬遠されます」
こう語るのは、青森県に住む40代前半の女性(事務・管理/年収300万円)だ。勤務先の方針で若い女性が採用されたものの、全くもって仕事ができるレベルではなかったという。(文:永本かおり)
「普通は断るところですが、社長は育成枠のつもりで了承」
女性の勤務先は「会社の先々を考えて若者をどうしても入れたいという方針」を持っていた。
「先日事務の求人を出したところ奇跡的に若い女性が応募してくれました。経験は浅かったけれど大喜びで面接」
という運びとなった。ところが、応募者はその面接で
「パソコンは全くできない」「でも事務がやりたい」
と無茶苦茶な要望を出してきた。「普通は断るところですが、社長は育成枠のつもりで了承し」入社させたという。若い人材は、将来性があると評価されたのだろう。
しかし女性は、この採用結果には大いに不満があるようで
「今私は毎日キーボードタッチの練習をする若者の横で仕事しています、ほとんど変わらない給与で」
と複雑な心境を綴った。
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