近年、病気の予防や予後管理における分野でのビジネス展開が広がり、日々新しいウェルネス(※)関連のプロダクトが中小企業やスタートアップから生まれています。
また、新型コロナウイルスの感染拡大以降、オフィスや住居空間のあり方も見直され、空間デザインをする企業の間では、ウェルネスをテーマに付加価値の向上を目指す動きもでてきています。
この流れを受け、大阪商工会議所は、ウェルネス関連プロダクトの実装シーンを探す企業や、空間の付加価値向上のためウェルネスの要素を取り込もうとする企業などが集うイベント「未来のウェルネス実装ネットワーキング」を7月12日(水)にグランフロント大阪にて開催します。
参加費は無料。現在、参加企業を募集しています。
「未来のウェルネス実装ネットワーキング」概要【実施日時】2023年7月12日(水)13:00~17:00
【会場】コクヨ梅田ショールーム(大阪市北区大深町3番1号グランフロント大阪 ナレッジキャピタル タワーC 11階)
【目的】アイデアの磨き上げや今後の事業の方向性の見定め、課題解決に向けた協業先の探索
【参加区分】
・コンテンツ企業:ウェルネス関連のプロダクトを有し実装(実証)場所を探している企業
・空間企業:ウェルネス関連プロダクトの実装を通して、空間の付加価値向上を目指す企業
・シーズ探索企業:ウェルネス関連プロダクトを取り入れ、自社ビジネスの拡張を模索する企業
・支援企業:ビジネス化を支援する企業等対象の課題群は、健康や美容、認知機能障害、創造力・集中力向上など。これらの課題群を解決に繋げるセンシングテクノロジー、アルゴリズム、優れたUXなどのプロダクトが対象となります。
空間企業とコンテンツ企業が登壇当日は「UXから逆算するオープンイノベーション」をテーマとした全体セッションのほか、個別セッションが行われます。
個別セッションでは空間企業とコンテンツ企業がそれぞれ登壇し、空間×コンテンツから生まれる空間利用者の行動変容や、想定され得るビジネスモデル、プロダクトの実装における課題などについてトークが繰り広げられます。
参加予定の企業は、コクヨ株式会社や株式会社COSPAウエルネス、西日本旅客鉄道株式会社のほか、塩野義製薬株式会社など。
会場ではゾーンごとに各テーマに沿ったオフィスを再現。くじ引きなどによる会場内での交流企画も予定されており、コーディネーターの立ち合いのもと交流を深められます。
なお事前予約面談では、事前に参加者情報を参照し、会いたい相手を指定して面談することが可能です。
大阪・関西万博への展示出展を目指すことも可能同イベントは、2025年に開催される大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンへの展示出展に向けた一連の取り組みの一つでもあり、イベントで得られた知見や人脈をもとに、万博への展示出展を目指すことも可能とのこと。
ウェルネス関連プロダクトを生活シーンや空間に実装することで、空間自体の付加価値も向上することが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000058626.html
大阪商工会議所 公式サイト:https://www.osaka.cci.or.jp/
(文・Sada Yuka)
※日常生活の中で、カラダやココロ、アタマの状態の変化に気づき、必要となる行動変容が促され、無理することなく運動や睡眠、食事などの習慣が改善される状態(大阪商工会議所プレスリリースより引用)