Text by CINRA編集部
舞台演劇番組イベント生配信ドラマ『あの夜であえたら』が10月14日、15日に有楽町・東京国際フォーラム ホールAと配信で上演される。
ニッポン放送とノーミーツが手がける同作は昨年3月に上演された『オールナイトニッポン』55周年記念公演『あの夜を覚えてる』の続編。担当番組『綾川千歳のオールナイトニッポンN(ニュー)』のイベントを開催することになったニッポン放送のラジオディレクター・植村杏奈が、悪戦苦闘しながらイベントを進めていくというあらすじだ。
植村杏奈役の髙橋ひかるをはじめ、『あの夜を覚えてる』に出演した千葉雄大、工藤遥、入江甚儀、山口森広、吉田悟郎、山川ありそ、鳴海唯、相田周二(三四郎)が続投。新キャストとして、中島歩、井上音生、高野ゆらこ、渡辺優哉、小松利昌が出演する。製作総指揮は石井玄、脚本・演出は小御門優一郎、監修は佐久間宣行。
ニッポン放送オフィシャルポッドキャストでは『綾川千歳のオールナイトニッポンN(ニュー)』が配信中。10月に上演する番組イベントの前日譚として、井上音生演じる綾川千歳が10月のイベントに向けて奔走する姿を追うことができる。
チケット最速先行販売は6月24日10:00よりスタート。
【髙橋ひかるのコメント】
昨年の『あの夜を覚えてる』では実際のニッポン放送を使ってお届けしましたが、今作はラジオ局を飛び出し、東京国際フォーラムでお芝居ができることにワクワクしています。
普段は見えないイベントやラジオの裏側が見えてくるからこそ、ラジオリスナーなら一度は経験あるであろう「オンエアで話している光景を頭に浮かべる」を実際に目の前で!より新鮮なものを楽しんでいただけるのでは!と思っています。ご覧になる方に植村杏奈として会えるのを楽しみにしています!!
【中島歩のコメント】
大学のサークルの大先輩である高田文夫先生の『ラジオビバリー昼ズ』への奇跡の出演から早7年。大好きなニッポン放送とこうした形でまた関われて幸せです。「オールナイトニッポン」に夢中だった中学生の自分に教えてあげたいです。高田先生も僕の出演に泣いて喜んでくれていることでしょう。
生中継、さらに東京国際フォーラムという未だかつてない環境でのお芝居はどうなることやら僕にもわかりませんが、ラジオへの愛を振り撒くような作品になるよう頑張ります。
【工藤遥のコメント】
あの夜に起きた奇跡をもう一度、いや、それ以上の慌しい煌めきを目の当たりにできるような気がして、胸が高鳴ります。何やら今年も様々な仕掛けがありそうです。その一つとして、私が演じる相原萌花が番組ADではなくなりました。何が起こるのか、非常に楽しみです。宜しくお願い致します。
【入江甚儀のコメント】
「あの夜」が帰ってきます。この作品に関わってから更にラジオを聴くようになりました。毎日がより楽しくなりました。そして、ハガキ職人の皆さんはラジオのマルチバースを自由に行き来することも知りました。リスナーがそれと同じであることも。そんな一人ひとりがあの夜一つになった瞬間が確実にあったんだなと。また、あの瞬間と出会えたらと思いながらラジオを聴いてる気もします。
来てください。というよりも自分も会いに行く感覚に近いです。イエスマン龍、頑張ります!
【井上音生のコメント】
前回の公演『あの夜を覚えてる』を観て、作品に関わるすべての方々のラジオ愛を感じて心があたたかくなり、「あの夜」の世界に行きたいと願いました。その時はリスナーだった私を今作ではパーソナリティ綾川千歳として「あの夜」の仲間に加えて頂けたこと、本当に光栄です。今は『綾川千歳のオールナイトニッポンN(ニュー)』のパーソナリティをしながら、ラジオの楽しさ、そして難しさに直面しています。
今作は『綾川千歳のオールナイトニッポンN(ニュー)』から東京国際フォーラムの舞台へと物語がつながっていきます。
ラジオを通して変化していく綾川の心境が表現できるようにそしてなによりも皆さんに楽しんでいただけるように精一杯頑張ります!どうぞよろしくお願いします。
【高野ゆらこのコメント】
『あの夜であえたら』会場の東京国際フォーラムは、1997年1月に開館されたそうです。当時わたしは16歳、高校2年生。「42歳であなた、東京国際フォーラムの舞台に立つよ。」あの頃のわたしに言っても、きっと信じてもらえないと思います。今もどこか夢のような気持ちでいますが、ビジュアル撮影ではたくさんのスタッフの方々がわたしを富小路美沙子に仕上げてくださいました。なので、少しずつ現実味が増しています。同時にプレッシャーも。『あの夜を覚えてる』のおかげで『あの夜であえたら』があります。新入生の気持ちで、皆様のお力をお借りしつつ「あの夜学園」の先輩方には「今度の新入生、あいつイキいいじゃん」と言ってもらえるように全力で頑張ります。
【渡辺優哉のコメント】
今回出演が決まった時、しばらく実感が湧きませんでしたが、『あの夜を覚えてる』の皆さんの中に加われることが嬉しくて夢みたいです。緊張感でいっぱいですが、この素晴らしい作品を皆さんに楽しんでいただけるように、AD西として精一杯頑張ります!よろしくお願いします!
【小松利昌のコメント】
当時夢中になって聴いていた番組の一つに、『鴻上尚史のオールナイトニッポン』がある。いきなりCDデビューしたり(ジャケ写はリスナーとの集合写真)、リスナーに具材を持ってきてもらって鍋をしたりと、とても距離が近く、遠い街から聴いていても「君は独りじゃない」と、馬鹿騒ぎしながらも包み込んでくれていた。それがきっかけで鴻上さん主宰の劇団を初めて観に行った時の衝撃は、今でも鮮明に憶えている。「いつか僕も、人前で感情を出し、誰かの心を揺さぶる事が出来るだろうか。」僕の演劇の、初期衝動です。今回ほんの少しでも、ラジオに、ラジオで出逢えた演劇で恩返しが出来るならば、こんなに幸せな事はありません。
【山口森広のコメント】
「あの夜」の皆さんと、こうして再び集まれるのが嬉しいです。今回はキャストも新たに増え、さらにスタッフも3倍に増えるようで、グレードアップがすごいです。前回のメンバーの役の設定もいろいろと変化しているようで、それも楽しみです。そして、久しぶりに会った石井さんは痛風のためゲキ痩せしてて、小御門さんは出演者の誰よりも何故かお洒落な格好でした。みんな、変化していくんですね。今回もきっと、お客さんの皆さんと作品を作っていくことになると思います。なにとぞ、よろしくお願いします。さあ!「あの夜」でお逢いしましょう。
【吉田悟郎のコメント】
またあえたら。願ったって叶わないことの方が多いこの望みが叶うんですね。すごい。あれからいろんな場所で「あの夜観ました」と言ってもらえて、自分のかけがえのない作品が、たくさんの人たちの胸に届いていたことが嬉しかったです。今度はそんなリスナーさん達に生であえる。初めて番組イベントに行ったとき、こんなにリスナーさんがいるのかと感動しました。「あの夜」は皆さんがいなければ成立しない作品でしたが、もちろん今回もそうです。一緒に忘れられない時間を過ごせたら嬉しいです。
【山川ありそのコメント】
続編に出演できることが本当に嬉しく楽しみです。あの夜に起きたことは登場人物のたった一夜の出来事で今この瞬間も動き続けている。どの作品でも同じことかもしれませんがそれをより強く感じられる作品です。
観客の皆さんも観劇している時の自分は「あの夜」の世界線の人で一緒に番組を作ってくれているリスナーとなって楽しんでもらえたら嬉しいです。僕もあの夜の先の夜へ戻ってラジオを楽しみラジオで楽しませられたらと思います。「あの夜」でお会いしましょう。
【鳴海唯のコメント】
最初お話をいただいた時、「もう一度、あの夜の物語で生きることができるんだ!」という喜びでいっぱいでした。
今回は有観客+生配信の舞台なので、更なる化学反応がおきるのではないかととてもワクワクしています。
前作では新人だったマネージャー小園ですが今回は一皮剥け、より大人になった小園をお見せできるのではないかと思っています。また、新たに素敵なキャラクター達が加わるので前作のキャラクター達とどのように交わっていくのか、そういったところも楽しみにしていただけたらと思います。そして何より、ラジオを愛する皆様にラジオ愛に溢れた、一生忘れられない、最高の2日間をお届けできるよう精一杯頑張りたいと思います。
【相田周二(三四郎)のコメント】
『あの夜を覚えてる』の続編ということで、また作品に関わらせて頂くことが出来ることを嬉しく思っております。そして私が演じます野々宮が今作品では何処で何をしているのか、そして髪色はどうなっているのか、気になるところですが……全くわかりません!!お楽しみに!!
【千葉雄大のコメント】
前作の『あの夜を覚えてる』は大変だった分、楽しかったし終わった後の達成感がすごくあった作品だったので、また同じメンバーそして新しいメンバーと一緒に作品作りができることがすごく楽しみです。
今回は、東京国際フォーラムでたくさんのお客様にも観劇いただくということで、気持ちよくなるのか気持ち悪くなるのかどっちかなってそわそわしているんですが、脚本や演出もどういう仕掛けになっているのかも楽しみですし、また違った藤尾を演じられるのではと思います。
チャレンジングな企画ではありますが、お客様に楽しんでいただけたら嬉しいです。
【石井玄(製作総指揮)のコメント】
『あの夜を覚えてる』が大成功で終演した1週間後、続編の企画を思いつき、スタッフの皆に話しました。前作は本当に大変だったので、嫌がるかと思いきや、全員がすぐにでもやりたいと言ってくれて、本作は動き出しました。それから1年以上が経ち、すでにいくつもの困難を乗り越えてきましたが、これから更なる苦難が待ち受けているでしょう。いや、本当にヤバいんです。でも、僕らはもう恐れません。前作を一緒に乗り越えた強力なキャスト・スタッフに加えて、新しい仲間が増えました。そして、このコメントを読んでいる皆さんが仲間になれば、恐れることは何もありません。会場で、配信で、皆さんと『あの夜であえたら』嬉しいです。是非ご参加ください!
【小御門優一郎(脚本・演出)のコメント】
『あの夜を覚えてる』の世界が帰ってきます!前作のラスト、ラジオ好きみんなで作り上げた忘れられない「あの夜」。物語は、あそこで終わりではなかったのです。「オールナイトニッポン」は、続いていたのです。そんなその後の物語を書かせてもらえること、僕にとってこの上ない喜びでございます。スケール、とても大きくなります。テーマ、もっと深いところまでいきます。これを本当に作り切れるか、今から震えております。変わらないことは、「あの夜」はやっぱりリスナーがいて初めて完結する物語だということです。タイトルは、『あの夜であえたら』。会場で、配信で皆様と会えますこと、楽しみにしております。
【佐久間宣行(監修)のコメント】
『あの夜を覚えてる』はラジオを愛するスタッフとキャストのたくさんの無謀なチャレンジが、それを受け止めてくれたリスナーのおかげで全て面白さと感動につながっていくという奇跡的な体験でした。
あんな夜に、もう一度チャレンジするなんて信じられません。
けどまた、「あの夜」のような「あんな夜」が体験できるなら、腹をくくって無謀な船に乗ってみようかと思います。ぜひお立ち会いください!