5月15日、クスコジュニアラリーチーム(CJRT)が2023年のモータースポーツ活動を発表。2018年シーズンを最後に休止していたラリー活動を再開することを明らかにした。
CJRTは、昨年開催された『ラリージャパン2022』に元SKE48メンバーの梅本まどかを擁して参戦したウェルパインモータースポーツが運営するラリーチームだ。同チームはJRC全日本ラリー選手権をはじめ、全日本ジムカーナ選手権、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジなどで活躍してきたが、惜しまれつつも2018年末で活動を休止。以来、ラリーの舞台から遠ざかっていた。
そんなCJRTが梅本をチーム監督に迎え“女性オンリー”の新体制で再始動する。2023年の活動の舞台は、以前もチームのプログラムにあったTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジに決定。同シリーズのC-4クラスにCVT仕様のトヨタ・ヤリスで参戦する。
ボディの両サイドとボンネットに高崎くす子ちゃんのイラストが描かれる『DL 高崎くす子 ヤリスCVT』をドライブするのは、スーパー耐久シリーズやD1グランプリなどのレースクイーン、さらにはくす子ちゃんのイメージガールを務める赤城ありさに決まった。
監督の梅本はコドライバーを兼務し、赤城を車内外からサポートする。またメカニックにはレースクイーンとの“二刀流”で活躍する荏崎ろあが起用されており、ここでも女性オンリー体制が貫かれていることがわかる。
チームにとって5年ぶりのラリー復帰戦、そして梅本の監督デビュー戦はTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジの第5戦、7月1日(土)~2日(日)に行われる渋川 伊香保ラウンドだ。
■クスコジュニアラリーチーム参戦体制
体制エントラントCJRT監督梅本まどかドライバー赤城ありさコドライバー梅本まどか(監督と兼任)メカニック荏崎ろあ車両車名DL 高崎くす子 ヤリスCVTベース車両トヨタ・ヤリス車両規定JAFラリーRPN車両メンテナンスウェルパインモータースポーツタイヤダンロップ