自分のアイデアを人に渡すときには、証人をつけるくらいの注意が必要かもしれない。現在「職場のやばい人」に悩まされているというクリエイティブ職(メディア・アパレル・デザイン)の20代女性(沖縄県/年収300万円)。「別部署のAさん(50代・男性)」に社内ポスターのデザイン案を頼まれ渡したが、その後「Aさんもデザインができる」と社内で評判となった。しかしその裏には
「Aさんは私がデザインし採用されなかった5つを、さも自分がデザインしたかのように他部署の方と連携をとってやり取りをしていたのです」
という恐ろしい事実があったことを、女性は知ってしまった。(文:okei)
「その翌日から他職員の態度が急によそよそしくなったのです」
Aさんはそれだけでなく、「今後は〇〇(私)にではなく、僕に話をください」とも言っているらしかった。
「あまりにも驚いた私は最初のうちは距離を取るだけにしていたのですが、徐々に重要な話もAさんのところで話が止まり、私まで来ないことが多々あった」
Aさんはまるでこの女性を排除しようとしているかのようだ。そのため、女性は「総務の上司Bさんに軽く相談」をしたという。
「Bさんは、それとなく私との間で生じたことの聞き取りをAさんに行ったそうなのですが、その翌日から他職員の態度が急によそよそしくなったのです」
「不思議に感じていましたが、スルーしていると仲のいいCさんから『〇〇ちゃん、ちょっとしたことでもパワハラだ!って騒ぐ』って噂になってるよ。と言われたのです」
驚くことに女性のほうが悪者にされてしまったのだ。
「お察しかと思いますが、Aさんが吹聴していたらしく、その事がきっかけで私は社内で干されてしまいました。笑」
とあまりにも理不尽ななりゆきを苦笑いで綴った。Aさんはかなりの策士だったようだが、本当にデザインができなければいずれはボロが出るのでは。社内に真実が伝わり、女性の立場が回復することを祈るばかりだ。