少し懐かしいゲームの話をしたい。2D横スクロールアクション全盛期の時代には、各ステージごとにいろんな個性が用意されていた。
ジャンプを多用しなければクリアできなかったり、そのステージ限定の乗り物を駆使したり。そういった個性付けがあるゲームって、特にスーパーファミコンが主流だった時代には色々とあった記憶がある。
そんな時代によくあったのが氷のステージ。要は、つるつると滑るステージ。足場が滑ってしまうステージだ。(文:松本ミゾレ)
「氷はともかく足場滑るのが嫌いなのは分かる」
先日5ちゃんねるに「【悲報】『氷のステージ』、全てのゲームにおいてクッソつまらない」というスレッドが立っていた。スレ主は「あれでヤッター楽しいって言うやつおらんやろ」と書き込んでいる。今の時代になんで氷ステージに不満をぶちまけているのか分からないけど、もしかすると今もスーファミで氷のステージで遊んでいるのかもしれない。
これに対してのスレ内での反応を、いくつか紹介したい。わざわざ紹介するような話題でもない気がするけれど……。
「ドンキー1の雪山ステージは最初キツイけど慣れると楽しいよな」
「氷はともかく足場滑るのが嫌いなのは分かる」
「雰囲気とBGMがいいからなぁ」
「クラッシュバンディクー2は子供の頃ドはまりしてやってたけど氷の出てくる雪山ステージとかも全部最高に楽しめたわ」
氷のステージ自体はそんなに嫌いではないという声が色々と。ただし氷のステージかつ滑るとなると、苦手だったと記憶している人はいる様子。
僕もスーファミの『ドンキーコング』で滑る氷のステージに苦戦した思い出がある。頑張ればクリアできるから同級生と協力してなんとかクリアしたけど。
氷よりも嫌われてるステージが…
このスレッドではスレ主が氷のステージが嫌いという趣旨の主張をしていたわけだが、蓋を開けてみればそこまで不評ではない感じであった。
また、横スクロールアクション以外のRPGなどでも、氷の世界が出てくると印象が変わってワクワクするなんて意見もあった。
逆に氷のステージよりもっと不評のステージがちらほら目につくことに。以下にその声を紹介したい。
「わいは砂漠の方が嫌い 砂漠ステージって探索めんどいイメージ」
「砂漠は迷宮要素ぶち込むでしんどいねん」
「RPGのピラミッドは嫌い」
「砂漠『見栄えつまらないです、砂嵐で視界妨げます』」
このように、なんと氷よりも砂。砂漠ステージのほうが不評だったのである。僕も過去に、『ヴァルキリープロファイル』というプレステ用ソフトで砂漠というかピラミッド要素強めのステージでかなり苦戦した記憶があり、それで砂漠エッセンスの強いステージが苦手になってしまった。
それと僕の周りには蛇が苦手な人がいるんだけど、そういう人にとって砂漠ステージは警戒の対象だという。大体トラップが発動すると蛇が出ることも多いそうで、それが嫌なのだとか。
あと、サソリね。サソリもまた苦手な人っているみたいで、そのせいで砂漠ステージを敬遠するという声を、過去に聞いたこともある。まあ、なかなか万人が納得するステージだけを収録するゲームなんてないだろうから多少苦手な要素のあるステージも、結局我慢して遊ぶしかないんだけどね!