落下を感知して「転落事故から体を守る」次世代のエアバッグベスト登場
2023年05月12日 08:41 マイナビニュース
警視庁の交通機動隊が採用するモーターサイクル用エアバッグシステム「D-air※」を高所作業用に応用・開発した本商品。※伊・ダイネーゼが研究開発し、モーターサイクルレース「MotoGP」で2011年から採用
システムに内蔵されたセンサー(加速度センサーx3、ジャイロセンサーx3）が1秒間に100回、着用者の体の動きを解析し、特別なアルゴリズムによって1.2m以上の落下距離を認識し、40ミリ秒で立体構造のエアバッグを高圧縮ガスで膨張させ、胸と背中、それに関連する人体の重要な器官を守る。
また、エアバッグには内部がどの部分においても5cm均等に膨らむ、「マイクロフィラメント」特許技術を採用し、一般的な風船のような構造のエアバッグとは異なり、どの部位でも均一な衝撃吸収性能を実現している。
サイズは男女性兼用でS、M、L、XLが用意され、単体での使用に加え、墜落制止用器具(フルハーネス)との共用も可能。
労働者だけでなく一般的な生活環境において生じる可能性がある転落事故の重症化を未然に防ぐ、画期的なソリューションになるという。（MN ワーク&ライフ編集部）
