「いいかげん渡らせて～!」信号機のない横断歩道、車が日本一止まらない岡山県でPR動画
2023年05月11日 09:51 マイナビニュース
岡山トヨペットは、2016年より交通事故ZEROプロジェクトをスタートし、PR動画をはじめとする交通安全啓発活動に取り組んでいる。
日本自動車連盟(JAF)の調査によると、岡山県で歩行者が信号機のない横断歩道を渡ろうとする場面で一時停止した車は、2021年にはわずか10.3%と全国最下位だった。そこで同社では『止まろう岡山』という横断歩道前の一時停止を啓発するPR動画を公開。県内では行政や県警も取り締まりを強化するなど、官民一体となって一時停止を促す活動を展開した結果、一時停止率は、直近の2022年調査で49.0%と、38.7ポイントも上昇した。
一方で、「信号機のない横断歩道での車の一時停止」率の全国平均は39.8%にとどまる。2016年から徐々に改善されているが、いまだに60%以上の車は信号機のない横断歩道で一時停止していない。そこで、大改善を果たした岡山県でのムーブメントを全国に広げることで、日本の「信号機のない横断歩道での車の一時停止」率を上げ、交通事故ゼロの実現に一役買うためにPR動画『横断歩道の恋？』を制作した。
今回で第10弾となる今回のPR動画のテーマは、第8弾、第9弾に続き「信号機のない横断歩道での車の一時停止」。
動画には、人気上昇中の俳優である堀家一希さんと加藤小夏さんが出演する。ストーリーは、横断歩道をはさんで高校生の男女が向かい合っているシーンからスタート。「気づいているかな」「目があった気がする」と思うものの、声をかけることもできず、心の中でつぶやく日々が続く。
時が経ち、大学生になった2人だが、「待ってるだけじゃ」「期待してる私がバカだよね」 など、行動に移そうとしたり、諦めそうになる日々。
さらに時間は流れ、2人は社会人になる。「進まなきゃ」「今日こそは絶対に」と、ついに一歩を踏み出した2人に、意外な結末が待ち受ける。（フォルサ）
