謎ルールが多い会社だとストレスが溜まることも多いだろう。大阪府に住む20代後半の女性(事務・管理/正社員/年収350万円)は
「マニュアルが一切無く、教えてもらった事をメモするしか引き継ぎができなく、引き継ぎ期間も20日しか無かった」
と以前の職場について明かす。(文:谷城ヤエ)
ウォーターサーバー利用は「自分のコップを持ってくるように」と言われ…
事務として働き始めた女性。
「出社前に会社全体の掃除が週2日強制的にあるが、30分前に出社にも関わらず手当は一切無し。毎日15分前に来るように言われ、そちらの手当も無しだった」
「当番制でトイレ掃除があり、自分の番になったら1週間出社前にしないといけないがこれも手当無し」
ただでさえ気の進まないトイレ掃除を一週間も、しかも早出の時間外労働がタダ働きでは納得いかないだろう。さらに
「ペーパーレスのこのご時世に、やり取りはFAX、処理した書類はパンチで穴を開けてファイリング。あまりに時代錯誤していた」
疑問を感じる瞬間は多々あったようだが、ついに限界を迎えてしまう。
「ウォーターサーバーがあったが、紙コップが備え付けてあったので、それを使っていたが、自分のコップを持ってくるように言われ、やる気が完全に無くなりすぐに辞めた」
経費節減のためだったのかもしれないが、紙コップの使用まで制限されるのはきゅうくつだ。こうした会社の体質は昭和・平成の時代にはありふれたものだったかもしれないが、20代の女性にとっては違和感が大きかっただろう。退職したことについて「後悔はしていない」といい、
「時代遅れの作業を続けていたら耐えられなかったと思うので」
と綴った。トイレ掃除を一週間やらされる前に辞めたようだ。
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