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ザ・スーツカンパニーが「スーツスクエア」に屋号変更、2026年までに30店舗の新規出店を予定

2023年05月10日 12:32  Fashionsnap.com

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青山商事 河野克彦執行役員(左)、青山理代表取締役社長(中央左)、初代アンバサダーに就任した窪塚愛流(中央右)、窪塚洋介(右)

Image by: FASHIONSNAP
 青山商事の「ザ・スーツカンパニー(THE SUIT COMPANY)」が、5月10日から屋号を「スーツスクエア(SUIT SQUARE)」に変更すると発表した。記者会見には青山商事の青山理代表取締役社長と河野克彦執行役員、屋号変更に伴い初代アンバサダーに起用された窪塚洋介・愛流親子が登壇した。

 ザ・スーツカンパニーは、2000年11月に第1号店を日本橋にオープン。「ハイファッション・ハイクオリティな商品を最高の立地でリーズナブルな価格にて提供すること」をコンセプトに掲げ、スーツのほか、シャツや靴下、アクセサリーなどを幅広く展開している。ビジネスパーソンのニーズに合わせたハイエンドライン「ユニバーサルランゲージ(UNIVERSAL LANGUAGE)」、働く女性に向けた「ホワイトザ スーツカンパニー(WHITE THE SUIT COMPANY)」、オーダー専門店「ユニバーサルランゲージ メジャーズ(UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE'S)」といった新業態も立ち上げ、働き方やライフスタイルの変化に合わせたビジネス形態を模索してきた。
 青山商事は、これまで9店舗に導入していた店舗ごとに地域特性に合わせたサービスを提供するウィジェット型形態「スーツスクエア」の好調を受け、ザ・スーツカンパニーの屋号を変更。屋号変更後のスーツスクエアはブランドミックスOMO形態となり、従来のザ・スーツカンパニーのほか、ユニバーサルランゲージ、ホワイトザ スーツカンパニー、ユニバーサルランゲージ メジャーズといった計4ブランドの商品・サービスを1つの店舗で利用できるようになる。

 同社は、5月11日にスーツスクエアの第1号店「スーツスクエア TOKYO GINZA店」をオープン。デジタルショッピングをサポートするタッチサイネージ「スマートバー」や、プロの診断士による骨格スタイル分析サービスといった新たな試みもスタートさせる。これまでザ・スーツカンパニーとして営業してきた既存店については、今後2年の間で全店の屋号をスーツスクエアに変更する計画だ。
 今後、同社は2026年までにスーツスクエア30店舗の新規出店を目指すほか、2024年春にはブランドディレクターに高田朋佳を起用し、既存ブランドでは表現できないモノづくりを展開する新ブランドの発表を予定。記者会見に登壇した河野克彦執行役員は、「コロナ禍が明け、これからはスーツ市場にとっても新時代。今後もビジネスパーソンを支えるためサービス・商品の充実に尽力していく」と語った。

■THE SUIT COMPANY:公式サイト