JR西日本、芸備線東城～備後落合間の運転再開は7月下旬頃の予定に

JR西日本は9日、落石の影響で列車の運転を取りやめている芸備線東城～備後落合間について、運転再開時期を変更し、7月下旬頃の運転再開をめざすと発表した。


芸備線東城～備後落合間は、3月23日に備後八幡～内名間で発生した落石の影響により、列車の運転を取りやめ、斜面の調査を行っている。落石の当該箇所では、専門家による現地調査の結果を踏まえ、「落石防護網(ポケット式)」「ワイヤーロープ工」「ワイヤーネット工」による落石防止対策を実施しているという。



運転再開時期に関して、当初は5月下旬をめざすとしていたが、調査の結果、東城～備後落合間の一部で落石対策工事等を行うことになった。これを受けて、「同区間では7月下旬頃の運転再開を目指し作業を進めてまいります」とJR西日本。東城～備後落合間で引き続き代行輸送を実施するが、代行輸送は列車のダイヤ通りに運行できない可能性がある。（MN 鉄道ニュース編集部）