映画『聲の形』やTVアニメ『けいおん!』、TVアニメ『平家物語』などで知られる山田尚子監督のオリジナル作品『Garden of Remembrance』が、6月11日から17日にかけてフランスで開催される世界最古・最大規模のアニメ映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」にて特別上映されることが決定した。
『Garden of Remembrance』は、そんな山田監督のオリジナル作品として2023年のリリースが予定されている。アネモネの花をテーマとして、「きみ」と「僕」と「おさななじみ」の 3 人の感情が揺れ動く様子を鮮麗に描く、珠玉のハートフルショートアニメとなる。アニメーション制作はTVアニメ『平家物語』でもタッグを組んだサイエンスSARUが担当。キャラクター原案は『花のズボラ飯』の作画担当などを務めるマンガ家の水沢悦子が手掛け、音楽は「可愛くてかっこいいピチピチロックギャル」として活動するシンガーソングライター・ラブリーサマーちゃんが書き下ろす。
このたび『Garden of Remembrance』の特別上映が決定した「アヌシー国際アニメーション映画祭」では、本作以外に日本作品からの特別上映が発表された作品として、映画『BLUE GIANT』、映画『THE FIRST SLAM DUNK』、劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』など、本年の大ヒット作が並ぶ。世界最古・最大規模のアニメ映画祭でどのような評価を受けるのか、注目の晴れ舞台となりそうだ。