スーパーGTシリーズスポンサーに2023年より追加就任『オートスポーツweb』と『表彰台バックビジョン』で“発信”に協力

　5月4日、スーパーGT第2戦富士が開催されている富士スピードウェイでのGTアソシエイション定例記者会見に先立ち、今季新たにシリーズスポンサーとなった2社である株式会社三栄の鈴木賢志取締役副社長、株式会社MOSTの松岡隆一代表取締役が、GTAの坂東正明代表取締役とともに登壇し挨拶、今季からの取り組み等について語った。

　モータースポーツ情報サイト『autosport web／オートスポーツweb』ブランドのロゴを掲出しシリーズをスポンサードすることになった三栄の鈴木氏は、「我々はautosport webを20年近く運営し、また雑誌のauto sportについては50年以上に渡り発行しています。これから主にプロモーションについてGTアソシエイションさんと共同でレース、モータースポーツを盛り上げていきたい」と挨拶。

　このスポンサードの一環としてautosport webが動画制作に協力するスーパーGTの公式動画ポータルサイト『SUPER GT Video Online』に新たなコンテンツである『SUPER GT CINEMATIC FORMATION LAP（スーパーGTシネマティック・フォーメーションラップ）』を念頭に、鈴木氏は「いままでレースに来たことがない方々に、レースの魅力を伝えていきたい」と展望を語った。

　この“フォーメーションラップ”は、スーパーGTに参戦するレーシングドライバーを中心に据えつつ、チーム関係者などにも幅広くインタビューを行って構成されるドキュメンタリー映像コンテンツ。勝負に懸ける意気込みや、各人のドラマを“シネマティック”の名のとおり映画的手法でまとめ上げ、スーパーGTの魅力がスタイリッシュに映像化されている。

　また、今季より表彰台バックのビジョンを提供するMOSTの松岡氏は「弊社はデジタルサイネージ事業、ITサービス事業を展開しておりますが、今シーズン、スーパーGTを大いに盛り上げ、ドライバーさんであったり各チームをリスペクトしつつ、全力でサポートさせて頂きたい」と挨拶した。

　新パートナー2社からの挨拶を受けた坂東代表は、「コロナ明けで野球、サッカー、バスケットボールといった各スポーツも多くのお客さんが入られているが、『モータースポーツも元気だ』ということを我々の手で発信していきたいと思っている。その中で、サイネージであったりとか、映像の部分で、より見やすいもの・分かりやすいものとなるよう（2社に）協力していただいて、1年間盛り上げていきたい」と語った。

「スポンサーとしての部分としては1年と言わず、ずっと居ていただきたいと思っている。“ウイン・ウイン”になれるよう、我々も努力していきますので、よろしくお願いします」