静岡県の富士スピードウェイで開催されている2023スーパーGT第2戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 450km RACE』。5月3日の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したSTANLEY NSX-GTの山本尚貴と牧野任祐が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
山本尚貴
Q1担当/ベストタイム:1分27秒242
「明日はいい位置からスタートできるということで、ポールポジションをとってくれた牧野選手と、Q2でポールを取ることができるマシンを作ってくれたチームスタッフの皆さんに本当に素直に感謝しています」
「決勝では一番前からスタートできるので、自分たちでペースもコントロールできるはずです。なので、セーフティカ―(SC)やフルコースイエロー(FCY)といった不必要な出来事が起こらなければと思います。逃げ切れる強いレースをしたいです」
「昨年の第2戦富士は、大きな事故があった結果赤旗でレースが終了してしまい、関係者やファンの皆さんもすっきりしないレースだったと思います。開幕戦も雨の影響によって赤旗でレースが終了しまったので、明日は天気もよくチケットの売れ行きも好調とのことなのでたくさんのお客さんの前で、みんながすっきりと気持ちよく終われるようなレースをしたいと思います」
牧野任祐
Q2担当/ベストタイム:1分26秒420
「まずはポールポジションを獲得することができて、ホッとしています」
「一日を通してマシンのセットアップを進めていくなかで、公式練習の状態からこの予選にいたるまでにかなりコンディションが変わるであろうことは予想していたのですが、実際は想定していたよりも大きく変化していました」
「そういった厳しい状況のなかで尚貴さんにQ1を突破していただき、Q1からQ2に向けてのアジャストも本当に良かったので、すごくマシンが良くなっているということを自分で体感して走ることができました」
「ポールポジションが獲得できたということは嬉しいですが、僕たちには開幕戦の借りがあるので、しっかりと明日頑張ります」