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犬猫のワクチン接種、接種義務のない猫でも9割超が接種 - ワクチンの種類は?

2023年05月03日 09:51  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ペットメディカルサポートは4月26日、「愛犬と愛猫のワクチン接種に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は3月23日~31日、同社ペット保険契約者で補償開始が2023年1月の方2,803名を対象にインターネットで行われ、448名から有効回答を得た。


愛犬に接種するワクチンの種類を聞いたところ、「狂犬病ワクチン」が最も多く56.1%。次いで「5種混合ワクチン」(20.7%)、「6種混合ワクチン」(20.3%)、「8種混合ワクチン」(12.8%)が上位に。接種が義務付けられている狂犬病ワクチンについては約6割に迫る接種率となったが、接種義務のないその他ワクチンの接種率には、バラつきが見られる結果に。なお、ワクチン接種を「していない、する予定はない」という人は、わずか0.3%だった。



一方、愛猫のワクチン接種に関しては、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症)を予防する「3種混合ワクチン」(72.0%)が突出して高い結果に。ワクチン接種を「していない、する予定はない」という人は8.4%だった。

続いて、ワクチンの接種費用について教えてもらったところ、愛犬の場合は「5,000円以上7,000円未満」(27.1%)が最も多く、次いで「3,000円以上5,000円未満」「9,000円以上10,000円未満」(13.5%)が上位に。一方、愛猫のワクチン接種については、「3,000円以上5,000円未満」(40.8%)や「5,000円以上7,000円未満」(24.6%)が多かった。



また、ワクチン接種の目的を教えてもらったところ、犬猫ともに「ペットの病気を予防するため」(犬88.4%、猫95.4%)が最多に。



そのほか、犬は「法律で義務付けられているため」(54.1%)や、ドッグランやトリミングサロンといった「施設利用で義務づけられているため」(37.6%)が続き、一方、接種義務がなく完全室内飼いであることが多い猫は、最多回答の「病気の予防」に回答が集中する結果となった。(CHIGAKO)