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憧れのWebエンジニア「転職はできた」けど、仕事はこなせなかった男性の絶望

2023年05月02日 06:20  キャリコネニュース

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せっかく憧れの仕事に就けたとしても、それで「ハッピーエンド」にはならないのが人生の難しいところ。仕事がうまくいかないと、逆に必要以上の「絶望」を抱いてしまったりするからだ。

東京都の男性(29歳、ITエンジニア、年収300万円)は最近、「自分はこの会社にいない方がいいのではないか」と、すっかり落ち込んでしまっているという。

後輩からも拒まれる自分は“職場荒らし”?

男性は「WEBエンジニアになりたくて」一年ほど前に現在の会社に転職した。ところが、新天地での生活は順調にはいかなかったようで……。

「毎朝、会社で『グッドアンドニュー』と呼ばれる朝会があるのだが、上司が私のために、朝会のあと作業一覧を確認してくる。私の名前がマサのため、同僚からは朝会(あさかい)の後の“マサ会”と呼ばれている」

男性によると、その“マサ会”は、「作業一覧にタスクと優先度を記入して、いちいち上司に確認する」という内容。

最初こそ、大切にしてもらっていると感じて気を良くしていた男性だが、次第にそうではないことがわかってくる。というのも、男性に割り振られるのは、専門スキルがあまり必要ない仕事ばかりになってきたからだ。

プログラムが仕様通りに動くかどうかを調べる「テスター」業務はまだしも、男性によると来客対応、電話番、買い出し、トイレ掃除、お茶くみ、伝言といった雑用ばかりを割り振られるのだという。

ただ、こうなったのには、本人の作業速度にも原因があるようで……。

「たまにまともな案件の業務を振られても、自分の作業が遅いため、結局、他の社員に作業を引き継ぐことになり、その度に社内の雰囲気が悪くなる」

どうやら、職場で求められるスキルと、男性が今発揮できるスキルとの間に、けっこうな差が生じてしまっているようだ。

男性は「この前は後輩の新入社員にも、『〇〇さんは自分の作業をすぐこちらにまわすので、〇〇さんと同じ案件は嫌です』と言われた。自分はこの会社にいない方がいいのではないか。いわゆる“職場荒らし”なんではないかと最近思っている」と綴っていた。

読むだけで切なくなってくるが、もはや解決方法は本人のスキルアップしかないように思える。もし、まだその職場に貢献したいという気持ちが残っていて、自由になる時間もあるのだとしたら、それを使ってエンジニアとしてのスキルを磨いてみるのはどうだろうか。結果的に他に行くことになったとしても、培ったスキルは無駄にはならないのだから。

キャリコネニュースでは「『この会社やめよう』と思った瞬間」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HZU4I2D3