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話題の「AWA展」や「ルーヴル展」、年に一度の建物公開まで…この連休に行きたい展覧会5選【都内美術館編】

2023年05月01日 12:01  isuta

isuta

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全国各地の美術館やアートギャラリーで、年間を通して開催される、さまざまなコンセプトの“企画展”。

常設展とは異なり期間限定で開催されるので、「美術館に行く時間がないまま、会期が終わっちゃった…」という経験がある人も多いはず。

そこで今回は、時間に余裕のあるGWのうちに足を運びたい、東京都内の美術館で開催中の展覧会を5つご紹介します。

国立新美術館「ルーヴル美術館展 愛を描く」

6月12日(月)までの期間、六本木にある国立新美術館にて開催中の、「ルーヴル美術館展 愛を描く」。有名絵画も多く収蔵するフランス・ルーヴル美術館から来日した、“愛”がテーマのコレクション展です。

恋人同士の“愛”や親子の“愛”など、作品によってさまざまな“愛”が描かれているんだとか。深いテーマに、いろいろな考えが浮かんできそうです…。

東京・六本木にある国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展 愛を描く」の公式グッズ

今回の「ルーヴル美術館展」は、グッズも素敵だと話題なんですよ!作品がプリントされたコンパクトミラーやトートバッグは、普段から持ち歩きたくなっちゃうくらいおしゃれ。

展示を見た後は、ミュージアムショップでのお買い物まで楽しんでくださいね。

「ルーヴル美術館展 愛を描く」 会場:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2) 会期:3月1日(水)~ 6月12日(月) 休館日:火曜日 開館時間:10:00~18:00(最終入館 17:30) ※毎週金・土曜日は20:00まで(最終入館 19:30) 観覧料:一般 2200円/大学生 1400円/高校生 1000円 公式サイト:https://www.nact.jp

21_21 DESIGN SIGHT「The Original」

東京・六本木の東京ミッドタウン内にある「21_21 DESIGN SIGHT」で開催中の展覧会「The Original」会場 @__sayaka41 / Instagram

六本木・東京ミッドタウン内にある21_21 DESIGN SIGHTでは、6月25日(日)まで、デザインの歴史を作ってきた作品が並ぶ「The Original」が開催されています。

国立新美術館からは徒歩圏内の場所にあるから、雰囲気の違うこの2カ所を1日で巡っても面白いかもしれません。

東京・六本木の東京ミッドタウン内にある「21_21 DESIGN SIGHT」で開催中の展覧会「The Original」展示作品 @__sayaka41 / Instagram

「The Original」では、19世紀から現代までに作られた、世の中にも流通しているプロダクトを中心に展示。中には、日本では知名度の低い“知られざる名作”もあるといいます。

普段使っているものにどんな魅力があるのか、どんなふうにデザインが変わってきたのかを知るきっかけになりそうですよ。

「The Original」 会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京都港区赤坂9-7-6) 会期:3月3日(金)~ 6月25日(日) 休館日:火曜日 開館時間:10:00~19:00(最終入館 18:30) 観覧料:一般 1400円/大学生 800円/高校生 500円/中学生以下 無料 公式サイト:https://www.2121designsight.jp

寺田倉庫G1ビル「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」

東京・天王洲にある寺田倉庫G1ビルで開催中の「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」展示作品

続いては、韓国で大盛況だった注目の展示会「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」をご紹介。天王洲の寺田倉庫G1ビルにて、5月26日(金)まで開催されています。

まるで、ウェス・アンダーソン監督作品のシーンを切り取ったかのような風景写真が、なんと約300点も展示されているんだそう。

東京・天王洲にある寺田倉庫G1ビルで開催中の「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」展示室

ウェス・アンダーソンならではの、ポップな色使いや、ノスタルジックな作風が堪能できちゃうなんてうれしいですよね…!

会場内では写真や動画の撮影ができるから、お気に入りの作品をカメラやスマホで記録に残してみて。撮影する際は、他のお客さんへの配慮も忘れずに。

ウェス・アンダーソンすぎる風景展 会場:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2丁目6‐4) 会期:4月5日(水)~ 5月26日(金) 休館日:火曜日 開館時間:11:00~19:00(最終入館 18:30) ※毎週金・土曜日、4月30日(日)~5月4日(木)、22日(月)~25日(木)は20:00まで(最終入館 19:30) 観覧料:一般 2000円/大学生 1500円/高校生以下 1000円 公式サイト:https://awa2023.jp/

アーティゾン美術館「DUMP TYPE 2022: remap」

東京・京橋にあるアーティゾン美術館で開催中の展覧会「DUMP TYPE 2022:remap」展示作品 @y.h.a_125 / Instagram

京橋にあるアーティゾン美術館は、学生なら観覧無料の人気アートスポット。現在は5月14日(日)までの期間限定で、「DUMP TYPE 2022: remap」を開催しています。

国内外で活躍するアーティスト集団・ダムタイプが国際美術展で発表した新作《2022》を再構築し、《2022: remap》として日本では初めて公開するんだとか。

東京・京橋にあるアーティゾン美術館で開催中の展覧会「DUMP TYPE 2022:remap」展示作品 @y.h.a_125 / Instagram

ビジュアルアートだけでなく、音楽、映像、テクノロジーなど、さまざまな要素を組み合わせた、ダムタイプならではの作品が見られますよ。

型にはまらずにどんどん進化する、現代の“アート”をきっと感じられるはず。

DUMP TYPE 2022: remap 会場:アーティゾン美術館(東京都中央区京橋1-7-2) 会期:2月25日(土)~ 5月14日(日) 休館日:月曜日 開館時間:10:00~18:00(最終入館 17:30) ※5月5日を除く金曜日は20:00まで(最終入館 19:30) 観覧料:一般 1500円/大学生・高校生・中学生以下 無料 ※高校生以上は要予約 公式サイト:https://www.artizon.museum

東京都庭園美術館「建物公開2023 邸宅の記憶」

年に一度の建物公開「建物公開2023 邸宅の記憶」を開催中の、東京・白金台にある東京都庭園美術館

白金台にある東京都庭園美術館で建物公開展が行われるのは、年に一度だけ。6月4日(日)まで開催されている「建物公開2023 邸宅の記憶」は、その貴重なチャンスだから見逃さないで!

重要文化財にも登録されている、美しいアール・デコ建築が満喫できます。普段は見られないと思うと、ますますわくわくしますよね。

年に一度の建物公開「建物公開2023 邸宅の記憶」を開催中の、東京・白金台にある東京都庭園美術館

ヨーロッパの華やかな時代を思わせるシャンデリアや、形や色にこだわりが見えるインテリアの一つ一つにきゅんとしちゃいます…。

写真撮影もできるので、おしゃれな館内を思う存分収められますよ。

建物公開2023 邸宅の記憶 会場:東京都庭園美術館(東京都港区白金台5-21-9) 会期:4月1日(土)~ 6月4日(日) 休館日:月曜日 開館時間:10:00~18:00(最終入館 17:30) 観覧料:一般 1000円/大学生 800円/中高生 500円 公式サイト:https://www.teien-art-museum.ne.jp

たくさんアートに触れるGWはどう?

都内の美術館で現在開催中の、おすすめ企画展を5つご紹介しました。

それぞれの展覧会に特別なポイントがあって、どれも魅力的…。気になるものがあったら、ぜひ足を運んでみてください。