【あなたの子どもは勉強好き?】高校生の親の約8割が「好きではないと思う」と回答。親の工夫は?
2023年05月01日 09:51 マイナビニュース
「自分の子が勉強嫌いで困っている……」こんな悩みを抱えている保護者も多いのではないか。勉強が嫌いになってしまう理由はさまざまだが、特にどの年代の子どもが勉強を嫌っているのか気になるところだ。
今回は、医学部受験予備校 医進の会と共同で、現在学生の子どもがいる全国の男女202名を対象に、「あなたの子どもは勉強が好きか」についてインターネット調査を実施。調査期間は、2023年4月8日～4月14日だった。
まずは、子どもの年代や、自分の子どもが勉強好きだと思うかどうかを聞いた。小学生は62.2%、中学生は68.1%、高校生は76.9%、そして大学生は52.6%が「勉強好きではないと思う」と回答した。
子どもが勉強を好き、もしくは好きではないと思う理由をそれぞれ聞いている。
「勉強が好きだと思う」という回答では、「勉強に対して積極的だから」「勉強を楽しんでいるから」といった意見が多くあった。
一方で「勉強好きではないと思う」と回答した人の理由は以下の通りだ。
こちらは自主学習や宿題を嫌がったり、遊びを優先する子どもを見ているからといった意見が多いようだ。
続いて子どもに宿題や勉強をさせたい時に、何か工夫したことはあるか聞いたところ、40%が「ある」と回答している。
具体的にどのような工夫をしているのかは、以下の通りだ。
他にも「好きなものやご褒美を用意する」といった意見もあった。
さらに高校生以下の子どもを持つ親に、子どもは塾や予備校に通わせているかも聞いた。小学生は20.3%、中学生は40.4%、高校生は26.9%が塾や予備校に「通わせている」と回答した。
「通わせている理由」と「通わせていない理由」も、それぞれ聞いている。
「通わせている理由」としては、学習の習慣をつけさせるためや、勉強の補助として有効だと考えている人が多いようだ。
一方で「通わせていない理由」については、以下の通り。
「子どもが勉強が好きではないから」という理由の他にも、「今のところは塾に通わせる必要性を感じない」といった理由が見られた。
今回は、「あなたの子どもは勉強が好き?」かどうかに関する調査を行い、その結果について紹介した。
高校生の子どもを持つ親の76.9%が「勉強好きではないと思う」と回答。また、宿題や自習をさせる工夫として「一緒に勉強する」や「たくさん褒めるようにしている」などが挙げられていた。
「勉強は楽しいものだ」と気付ける工夫ができれば、子どもの勉強嫌いも克服できるかもしれない。（エボル）
