マクラフランがグロージャンとの一騎打ちを制し逆転勝利【順位結果】インディカー第4戦アラバマ決勝レース
2023年05月01日 06:40 AUTOSPORT web
快晴のもと、90周のレースがスタートする。ポールポジションを獲得したロマン・グロージャン（アンドレッティ・オートスポート）は、好スタートを見せたパト・オワード（アロウ・マクラーレン）に迫られるもトップをキープ。オワードは勢いあまり再び3番手に落ちてしまう。
2番手を取り戻したアレックス・パロウ（チップ・ガナッシ）もグロージャンに襲い掛かかるも交わすことはできず、グロージャンがレースをリードしていく。
ジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）をはじめスリーストップ勢がピットインし、追い上げをみせるなか、トップ勢は29周目に3番手のオワードと４番手スコット・ディクソン（チップ・ガナッシ）がピットイン。
翌周には、グロージャン、パロウもピットへと向かう。パロウはオワードに交わされポジションダウン。トップは3ストップ作戦のニューガーデンに代わる。
38周目、スコット・マクラフラン（チーム・ペンスキー）に交わされたニューガーデンが2度目のピットイン。ここでスティング・レイ・ロブ（デイル・コイン）がストップ。3ストップ組は慌てて2度目のピットインへと向かい、39周目にイエローコーションとなる。
グロージャンが再びトップに立ち、絶妙なタイミングでピットインしたマクラフランが2番手、オワード、パロウ、クリスチャン・ルンガー（レイホール・レターマン・ラニガン）の順でレースは43周目に再開。
グロージャンはリスタートでトップをキープ。レッドタイヤのマクラフランが迫るも、燃料をセーブしながら快走を見せ、マクラフランを寄せ付けない。
61周目、グロージャンが最後のピットイン。オワードもピットへと向かう。パロウは翌周にピットイン。トップはマクラフランに代わり3ストップ勢が続く。
マクラフランは64周目にラストピット。グロージャンの前でピットアウトしたマクラフランにグロージャンが迫る。開幕戦と同じシチュエーションとなるが、今回はグロージャンが最終ターンでオーバーテイク。
3ストップ勢がピットインし、66周目に再びトップに立ったグロージャン。1秒差でマクラフランが追う展開に。プッシュ・トゥ・パスに余裕があるマクラフランがグロージャンにプレッシャーをかけていく。
72周目、トップをキープしていたグロージャンがブレーキングをミス。マクラフランはその隙を見逃さずオーバーテイクしトップを奪う。
マクラフランはそのままグロージャンを引き離し今季初優勝を挙げた。
残り5周、レッドタイヤのウィル・パワー（チーム・ペンスキー）がグロージャンを捉えるも、グロージャンは最後までポジションを守り2戦連続で2位フィニッシュ。パワーは3位でレースを終えた。
■NTTインディカー・シリーズ第4戦グランプリ・オブ・アラバマ決勝レース結果
Pos.No.DriverTeamEngineLapsSP13S.マクラフランチーム・ペンスキーC904228R.グロージャンアンドレッティ・オートスポートH901312W.パワーチーム・ペンスキーC901145P.オワードアロウ・マクラーレンC903510A.パロウチップ・ガナッシH902645C.ルンガーレイホール・レターマン・ラニガンH90679S.ディクソンチップ・ガナッシH90587A.ロッシアロウ・マクラーレンC901096F.ローゼンクヴィストアロウ・マクラーレンC908108M.エリクソンチップ・ガナッシH90131111M.アームストロングチップ・ガナッシC90261227K.カークウッドアンドレッティ・オートスポートH90121377C.アイロットフンコス・ホーリンガー・レーシングC90151426C.ハータアンドレッティ・オートスポートH9014152J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC9071621R.ヴィーケイエド・カーペンター・レーシングC9091715G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH90191860S.パジェノーメイヤー・シャンク・レーシングH90161918D.マルーカスデイル・コイン・ウィズ・HMDH90172014S.フェルッチA.J.フォイト・レーシングC90272106H.カストロネベスメイヤー・シャンク・レーシングH90212255B.ペデルソンレイホール・レターマン・ラニガンH90252329D.デフランチェスコアンドレッティ・スタインブレナーH90182430J.ハーベイレイホール・レターマン・ラニガンH90242520C.デイリーエド・カーペンター・レーシングC90202678A.カナピノフンコス・ホーリンガー・レーシングC90222751S.R.ロブデイル・コイン・ウィズ・RWRH3623
