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【5/1~5/7の運勢】5月1週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

2023年04月30日 22:10  isuta

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isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2023年上半期の占いも公開しているので、ぜひ併せてチェックしてくださいね♡

今週の星座占いを全文読みたい方はこちらをタップ 今週のおひつじ座の運勢

おひつじ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

資本主義からの裏ヌケ

今週のおひつじ座は、余分な力や緊張がふーっと抜けていくような星回り。

『葉ざくらや人に知られぬ昼あそび』(永井荷風)という句のごとし。

何の役にも立たない、生産性だとか有用性といった文脈からは程遠い空間で交わされる密やかな会話こそ、作者にとってなによりも不可欠な魂の糧だったのかも知れません。

あなたもまた、荷風ほどではないにせよ、少なからず“社会”や“世間”の外に出ていく手立てを講じてみるべし。

続きはこちらから 今週のおうし座の運勢

おうし座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

相反するベクトルをあわせ呑む

今週のおうし座は、「合わせ含み」としての哲学的実践のごとし。

「私を生きるとは、私を仕上げて完成させる、ないし実現させることである」という考え方について、哲学者の山内志朗はそうした考えをどこまでも自己・個体の根底にあるものに帰着し、そうすることで救われようとする「<私>への救済」と呼んでいます(『小さな倫理学入門』)。

「<私>への救済」と対比する形で、自己の滅却や輪廻からの脱出を願う仏教のような、私=我から遠ざかるベクトルにおいて展開される思想を「<私>からの救済」と呼び、この2つをきちんと分けて考えることの重要性を指摘。

あなたもまた、先の2つのベクトルのどちらか一方に偏るのではなく、いかに自分に欠けがちなもう一方の思想を受け入れていけるかということに、改めて思いを寄せていきたいところです。

続きはこちらから 今週のふたご座の運勢

ふたご座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

戦闘/銭湯モード

今週のふたご座は、眉間のしわを少しずつ伸ばしていこうとするような星回り。

『雀(すずめ)よりやすき姿に衣がへ』(広岡雪芝)という句のごとし。

有能で非凡な人であれば、難しい顔をして難問を抱え込みがちなものですが、そういうことはいったん脇に置いて、もっと日常に転がっているささやかな出来事で満足したり、あえて無意味なことに懸命にかまけてみるのも、案外きわめてみる価値のある道なのではないでしょうか。

あなたもまた、何かを担ったり背負いこんだりするのではなく、いかに肩の荷をおろし、重い上着を脱ぎ捨てていけるかが問われていくはず。

続きはこちらから 今週のかに座の運勢

かに座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

うわべにサヨナラ

今週のかに座は、おのれの心の底を思い切って打ち出していこうとするような星回り。

江戸後期の国学者である本居宣長は『紫文要領』という著作において、当時は諸説あって定かではなかった源氏物語の作者・紫式部や、物語の内容について「もののあはれ」の観点から論じています。

男らしさとされているものは、うわべを飾っているだけで「本当の心(実の情)」ではなく、女性性こそが人間の本質である。そうした宣長の洞察は、現代のフェミニズムの文脈から出てきた「ケアの倫理」とまさに一致するところであり、驚くべき先見性と言えます。

あなたもまた、うわべを飾るための男性性よりも、人間の本質たる女性性をいかに優先し、自分でケアしてあげられるかが問われていくでしょう。

続きはこちらから 今週のしし座の運勢

しし座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

闇のなかを這いまわる

今週のしし座は、背景からもたらされる力を、しかとその身に宿していこうとするような星回り。

『五月の夜未来ある身の髪匂う』(鈴木六林男)は昭和29年、作者35歳のときの作。心地よい風が吹いた途端、ふと自分の髪の匂いも感じたのでしょう。

掲句の髪の匂いとは、明日への希望につながる匂いに他ならず、それは戦後の復興期という時代背景ともどこかで通じてもいたのかも知れません。

あなたもまた、自分に生命力を与えてくれている当のものとの繋がりを、改めて実感していくことになりそうです。

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おとめ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

「現在」の芸術

今週のおとめ座は、中途半端にしがみついている体裁や立場から脱却していこうとするような星回り。

「運がいい」ということを逆に言えば、私たちは人生を通じてしばしば立つべき場所を見誤るがゆえに、運を逃してしまうのではないでしょうか。

エジプトで殺人を犯した若き日のモーセは、神から「くつを脱げ」と命令されたのだとか。これは「まず自分の過去を捨てよ」という意味であり、かつての身分やいい暮らしが忘れられないモーセに中途半端にしがみついている体裁や立場から脱却して、それとは裏腹の現実をありのままに受容せよ、という意味があったのかも知れません。

あなたもまた、みずからの立つべき場所に立つためにも、そうした意味での「くつを脱ぐ」ことを試みてみるといいでしょう。

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てんびん座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

非情さの裏返しとしての切なさ

今週のてんびん座は、非情なる切断を敢行していこうとするような星回り。

『芍薬を剪(き)るしろがねの鋏(はさみ)かな』(日野草城)という句のごとし。

人間は「観賞用」などという自分勝手な都合で、自然に生えている草花を切り刻む。そして、それと同じような理由で、自然に芽生えつつある愛着や結びつきに従おうとする一方で、不要な縁をスッパリと断ち切ってしまおうとするのも人間の本質であるはず。

あなたもまた、何かを好いたり愛でたりする度合いを深めるべく、“それ以外”を大胆に切り落としていくべし。

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さそり座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

決して食べ尽くせないものと向きあう

今週のさそり座は、自然をつかむ力としての握力を取り戻していこうとするような星回り。

武道家でもある思想家の内田樹とヨーガ指導者の成瀬雅春の対談を収録した『善く死ぬための身体論』では、最近は子どもが砂場で遊ぶ機会が失ってしまい、その影響で手でものを握る力が落ちているんじゃないか、そしてそれは生命力の低下を象徴しているという話から、自然に直接触れることの重要性について、語られています。

いつまでも人為でつくられた人工的な環境から出ることに不安しか感じられなければ、その行き着く先は「死にたいけれど死ねない」といった発言する人の内面の範疇を出ないでしょう。

あなたもまた、それくらいの危機感をもって、まず身近な自然をつかみ、触れることの大切さや、その奥深さにあらためて回帰していくことがテーマとなっていきそうです。

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いて座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

何かが外部から到来してくる

今週のいて座は、現実の移り変りを頭の理解ではないところで鋭く感知していくような星回り。

『晩春の瀬々のしろきをあはれとす』(山口誓子)という句のごとし。

掲句のように、何よりもまず川面の光の反射具合で真っ先に夏の到来を感知するという感覚は、単に文学的な慣例というだけでなく、科学的な裏付けも十分にあるのだと言えます。

あなたもまた、周囲の人たちがまだ感知していないような現実を的確に捉えていくことができるでしょう。

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やぎ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

問いを受け止める

今週のやぎ座は、自分ひとりで抱え込むのでははなく、自身の“無力”を他の誰かと共有していこうとするような星回り。

コロナ禍では若者や女性の自死が急増したという話が盛んに取り上げられ、身の周りの当事者の声にも感づきやすくなりつつあります。

その一方で、いまだ実際に生と死のあいだで振り子のように振れている相手を前にしたとき、真摯な人間であればあるほど、かける言葉を見失ってしまう人がほとんどなのではないでしょうか。

あなたもまた、自分ができないことをしかと受け入れるところから、はじめてみるといいでしょう。

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みずがめ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

才能より協力

今週のみずがめ座は、「活躍」の定義を再確認していくような星回り。

『草を擦りつつ上りゆく鯉幟(こいのぼり)』(広渡敬雄)という句のごとし。

こいのぼりは、端午の節句を迎えた子供たちへの祝意が込められていると同時に、天高く上って活躍するには、そして重い体を引きずってでも立つには、「運」や「才能」だけでなく、必ず誰かほかの人の手を借りて「協力」を仰ぐ必要があるのだということを、暗に示しているのではないでしょうか。

あなたもまた、自分ひとりが活躍する妄想から脱して、いかに誰かと共に協力し合っていくストーリーを紡げるかが問われていきそうです。

続きはこちらから 今週のうお座の運勢

うお座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

謎と発酵

今週のうお座は、世間一般の善悪を突き抜けたところに自分を置いていこうとするような星回り。

二度にわたって国家弾圧をうけた、大本教の教祖であった出口王仁三郎(でぐちおにざぶろう)は、教祖・出口ナオの娘婿であり、ナオの峻厳な善悪二元論を引き継ぎながらも、悪の概念に独自の奥行きと広がりをもたらすことで、教義を再構築させていきました。

その初期の著作である『裏の神諭』を見ると、王仁三郎が本来の善悪とは表面的な次元では見抜きにくい次元にこそあり、欺きや自己欺瞞によって隠されがちなものとして考えていたことが分かります。

あなたもまた、どうしたって「悪」ということと無関係ではいられない自身の身の上を受け入れていくべし。

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