愛され続けて40年。「袋のラップ」ことアイラップは、レンジ加熱や冷凍など幅広く使えてとっても便利。
私は、いつか試しておかないと……と思っていたのが、“アイラップでお米が炊ける” という「アイラップ炊飯」。
災害時にホカホカのごはんが食べられる方法を知っていたら、ちょっと安心です。ということで、実際に試してみました!
【お米と水の割合は?】
アイラップ公式ツイッターを参考に用意したのは、お米、水、鍋、カセットコンロ、コップ、そしてアイラップです。
でも災害時に目盛りがついたカップを用意できない可能性があるので、今回はコップを用意しました。
「アイラップ炊飯」のお米と水の割合は、1:1.2。
まずは、コップ1杯のお米を洗って水に20分ほど浸水します。アイラップにお米を入れたら、そこへコップ1.2杯分の水を入れます。
空気を抜きながら袋をねじりあげ、なるべく上の方で結びましょう。
お米と同時進行で、ガスコンロも準備。鍋の底に耐熱皿をセットしたら水を入れて火をつけます。これは袋が鍋底や鍋側につかないようにするためです。
沸騰したら、いよいよアイラップ入りごはんを鍋の中の耐熱皿の上にそ~っとのせます。ドキドキ……。
うーむ。空気がうまく抜けていなかったのか、お湯に入れると空気が入っている部分が浮いてきちゃいました。
ちゃんと炊けるかちょっと心配ですが、このまま20~30分加熱していきます。お湯がポコポコするくらいを保つのがいいみたいですよ。
私は約25分ほど加熱したところで火を止めました。火傷に注意しながらアイラップ入りごはんをお湯から出し、別に用意した耐熱皿の上にのせます。
\炊けてる気がする~!/
成功しているといいな~と願いながら、このまま10分蒸らしたらできあがりです!
【炊きたてごはんの味は?】
袋を開けて、少しほぐしてみると……水が多かったのか少しやわらかいですが、ちゃんと炊けてる~~~!
芯が残っていることもまったくなく、まさに “炊きたてごはん” です。
炊飯器と同じレベルで炊くにはまだまだ修行が必要ですが、これが災害時と考えたら十分です。
ちなみに、無洗米を使えば洗う工程を省略できますが、
「イザという時は普通のお米も研がなくても食べられます」
とのこと。備えあれば患いなしとはよく言ったもの。ぜひ、いざというときのために練習してみてください!
参考リンク:岩谷マテリアル アイラップ、Twitter @i_wrap_official、楽天ROOM
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch