GT4規格車両6台が参加したST-Zの総合トップは、セッション1でシェイドレーシング GR SUPRA GT4 EVOが記録した1分48秒956となり、2番手にはセッション2で1分50秒586をマークしたBRP★SUNRISE-Blvd718GT4RS、3番手にはREVISION AMG GT4が1分50秒701で続くトップ3になった。Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS CSには本山哲も乗り込み、1分51秒128というタイムを記録している。
そして今回のテストに、ニスモの230号車とTeam HRCの271号車が新たに参加したST-Qは、その230号車ニッサンZが両セッションともクラストップに立ち、1分48秒426というベストタイムをマークしている。Team HRCのCIVIC TYPE R CNF-Rは、ホンダから発表済みの武藤英紀、伊沢拓也、大津弘樹が乗り込み、セッション2で1分56秒866を記録した。
ST-Qはレギュラー参戦組のORC ROOKIE GR86 CNF concept、Team SDA Engineering BRZ CNF Conceptは走行を重ねているが、MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio conceptはトラブルからセッション2未出走となり、ORC ROOKIE Racingの32号車は、“水素カローラ”ことORC ROOKIE GR Corolla H2 conceptの修復が間に合わず、第1戦に参戦したGRヤリスで走行を行った。
4台が参加したST-2は、昨年の富士24時間を制しているKTMS GR YARISが1分54秒582というタイムで総合クラストップに。そして2番手には第1戦鈴鹿でクラス優勝を飾っているHonda R&D Challenge FL5が1分57秒296で続き、セッション2では富士24時間のゲストドライバーに決定している野尻智紀もステアリングを握っている。
こちらも4台が参加したST-3のクラストップには、セッション2で1分55秒246を記録した岡部自動車フェアレディZ34となり、2番手、3番手にはTRACYSPORTS with DELTAのレクサスRC350、ニッサン・フェアレディZニスモRCを使用するraffinee 日産メカニックチャレンジ Zが4番手となった。