長谷川昭雄がディレクション　アパレルとマガジンを展開する「カウラム」が誕生

　スタイリスト・ファッションディレクターの長谷川昭雄とデイトナ・インターナショナルが、ファッションマガジンも展開するブランドとして「カウラム（CAHLUMN）」を立ち上げた。長谷川がクリエイティブディレクターを務め、アパレルアイテムと共にファッションマガジンも展開していく。

　長谷川は、2007年に英国の「モノクルマガジン（MONOCLE MAGAZINE）」の創刊に参画。2012年には「ポパイ（POPEYE）」のリニューアルを担当し、2018年までファッションディレクターを務めた。現在は「フイナム（HOUYHNHNM）」と共同で「アキオ ハセガワ フイナム（AH.H）」のディレクションを行うなど数々のファッションメディアを手掛けてきた。
　カウラムは「服を作ることだけではなく、それを誰かに着てもらい、撮影し本に落とし込んでいく作業が好き」だという長谷川の思いを反映し、雑誌であり服も作っていくブランドとして打ち出す。マガジンではオリジナルアイテムのヴィジュアルとともに、長谷川の気になる人や店を取材・紹介。 将来的には、カウラム以外の服でも気に入ったものを紹介していく予定だという。
　第1号のテーマは「ブルー」。青から連想し青果市場を訪問するなど、青にまつわる場所・モノ・コトと連動したファッションヴィジュアルやコラムを掲載している。アパレルアイテムでは、同誌を収納できるA4サイズのインナーポケットが備わったシャツ「Heavy Weight Jersey Warm Up Magazine Pocket Shirt」（8998円）や、 リバーシブルで着用可能なパックTシャツ「2-Pack Reversible Tee」（6600円／すべて税込）などのカジュアルアイテムを揃えている。
　同社の公式オンラインストア「デイトナパーク（Daytona Park）で全アイテムを展開しているほか、一部店舗を除く全国のフリークスストア、ゾゾタウンでも一部のアパレルアイテムを取り扱っている。マガジンはスタックス ブックストア、駿河台矢口でも販売し、価格は税込1100円。なお、マガジンの次号の発行時期は未定としている。

■CAHLUMNデビュー日：2023年4月28日Instagram公式サイト