ユニクロとセオリーの複合店がロンドン・コベントガーデンにオープン

　ファーストリテイリンググループの「ユニクロ（UNIQLO）」と「セオリー（Theory）」が、ロンドン中心部の歴史的地区コベントガーデンに新店舗をオープンする。開店日は現地時間の4月27日。両ブランドの複合店は、2022年4月に開店したリージェントストリート店に続き、欧州で2店舗目となる。

　新店は、ロングエーカーとフローラルストリートの2つの通りの間に立地。19世紀のビクトリア朝に建てられた指定建造物を改装し、地上1～3階で構成される店舗の売場面積は1450平方メートル。店内には、中庭とアーチ型のガラス天井からなるアトリウムなどを用意した。
　3階には、ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」専用のスペースを設置。最新のUT商品のほか、UT20周年を記念して過去のアーカイヴデザインを展開する。また、ロンドンのグローバル旗艦店「ユニクロ 311 オックスフォードストリート店」に続いて、オリジナルデザインのアイテムを作ることができるサービス「UTme!」を導入。ロンドン交通局（TfL）とUTme!とのコラボレーションにより、ロンドンを象徴する地下鉄のロゴマークや路線図、歴史的なポスターからインスパイアされた、コベントガーデン店限定の特別デザインをラインナップする。
　同じく3階にあるギャラリースペースには、イギリスのユニクロ店舗で初となる店内カフェスペースを用意。店舗のオープンに合わせて、ロンドンを拠点とする日本茶カフェ「Katsute 100」とコラボし、カフェと屋外のテラス席で和テイストのドリンクや軽食を提供する。カフェに隣接する「リ・ユニクロ スタジオ（RE.UNIQLO STUDIO）」では、ユニクロの服のリサイクル、リペア、リメイクを行うサービスを実施。同店のオープンによりイギリス国内の店舗数はユニクロが17店、セオリーが4店となった。