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マッシュが「セサミストリート」とパートナーシップ契約 池袋に100坪の1号店オープン

2023年04月27日 14:41  Fashionsnap.com

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© 2023 Sesame Workshop.® Sesame Street.® and associated characters
 マッシュホールディングス(HD)傘下のマッシュスタイルラボが、ソニー・クリエイティブプロダクツがライセンシングエージェントとして契約する「セサミストリート(Sesame Street)」を制作する非営利教育団体 セサミワークショップ(本部:米国ニューヨーク)とパートナーシップ契約を締結した。11月に、物販・カフェ・ワークショップを展開する世界初で唯一のオフィシャルストア「セサミストリートマーケット」を池袋のサンシャインシティにオープンする。

 今回のパートナーシップについてマッシュHDおよびマッシュスタイルラボ 近藤広幸社長は、「ソニー・クリエイティブプロダクツさんとは、ピーナッツアイテムで10年以上の取引実績があり、そういった背景からも今回、メインパートナーとしてお声がかかった」と経緯を説明する。その上で、「私自身、セサミストリートが初めて出合ったアメリカのアニメーションブランドであり、誕生時からダイバーシティ&インクルージョンを意識する社会貢献ブランドだ。われわれもデザイン・モノづくり企業として、大変リスペクトしていた」と語り、セサミストリートマーケットの企画から、モノづくり、運営に至るまでをマッシュスタイルラボが担い、新しい発想のストアを構築する。
 コンセプトは「Discover Sesame Street World」。セサミストリートを通して、未知の世界や普段触れることのないモノへの発見や気づきが広がる空間を演出。池袋のストアは100坪(330平方メートル)のスペースにワークショップ・物販・カフェの3業態、アイテム構成約200点を揃え、“誰もが思わず笑顔になる”場所を提案する。将来的には主要都市へのフラッグシップショップの開設も視野に、3年後に売上高10億円以上を目指す。さらには海外での展開も構想する。
 ワークショップは、大人から子どもまで、ここでしか体験できない新感覚のワークショップを定期的に開催する。体験内容に合わせ、屋外も視野にさまざまな場所で実施予定だ。来場者が感性を磨き、好奇心を高めることで新たな才能や可能性に気づき、”好き”を増やせる場所になったり、一方で店舗スタッフも接客やお客との触れ合いにより、人生に彩りが加わる場所になったりすることを期待する。
 物販では、ぬいぐるみやトートバッグなど定番の雑貨をはじめ、人気ブランドとのジャンルレスなコラボアイテムも展開を予定。セサミストリートのルーツや世界観を尊重し、細部にまでこだわったデザインでキャラクターの魅力を引き出したアイテムを揃える。「いつも新しいものがある」ストアを目指し、シーズナルアイテムやギフトなどもラインナップする。
 さらにカフェでは、キャラクターたちをモチーフにした見た目にも楽しいドリンクやフードを提供する。季節を感じるメニューやマンスリーメニューも豊富に展開し、常に新しさを提案することで、同エリアのワーカーや近隣住民にとっても通いたくなるカフェを目指す。また手土産用に最適な菓子BOXなども充実させる。
 近藤社長は、「ダイバーシティ&インクルージョンの先がけでもある、セサミストリートの仲間たち、エルモやクッキーモンスターらの力を借りて、“どんな生き方も間違いじゃない”というメッセージも勇気を出して発信していきたい。いろんな発見ができ、またここから笑顔が生まれる、そんな空間になれたら」と構想を語った。