チャールズ国王の戴冠式を間近に控え、ヘンリー王子が王室に新たな爆弾を投下した。王子は英タブロイド紙『The Sun』の発行元『News Group Newspapers(NGN)』を提訴した法的文書の中で、王室が新聞社と裏取引をしていたと主張したのだ。文書によると、生前のエリザベス女王がこういった取引の承認に関与したことや、兄ウィリアム皇太子が電話盗聴をめぐって同社から巨額の和解金を受け取ったことなどを述べているという。
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現地時間25日、英ロンドンの高等法院でヘンリー王子が関与する3日間の審理が始まった。王子は、英タブロイド紙『The Sun』の発行元『News Group Newspapers(以下、NGN)』を違法な情報収集の疑いで訴えていた。自身が10代の頃、同紙の記者と彼らに雇われた私立探偵にプライバシーを侵害されたことを告発したものだ。
画像2、3枚目は『The Royal Family 2022年5月30日付Instagram「2019: The Queen is pictured at the annual Chelsea Flower Show in London.」、2016年11月13日付Instagram「The Duke of Cambridge,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)