募集枠が無いことを知らせないまま、志望者を遠方から呼びつけるのはやめてほしいものだ。「介護施設の管理職」を希望していた50代前半の女性(茨城県/福祉・介護/正社員・職員/年収350万円)は、「面接前に企業の説明をしたいとの事で一度施設の方に来るよう言われた」という。そこで思わぬこと告げられた。(文:永本かおり)
「枠がないならわざわざ出向く事もなかった」
その施設は「54キロも離れていたが車で1時間半もかけ向かった」というから、決して気軽に移動できる距離ではない。施設に到着して一通りの説明を受けた後、今度は女性が希望の職種の話をすると。
「(管理職は)企業内でもう決まっているので募集はしていない」
「パートならば」
といった内容を言われた。これでは時間とガソリン代の無駄である。最初の段階で女性がどのように意向を伝えていたのかは不明だが、企業側もそこは確認しておくべきだろう。
思いがけない言葉に
「こちらは最初から管理職を希望していたのに枠がないならわざわざ出向く事もなかったのに。介護施設なのに年齢や見た目で判断するような言葉もありがっかりした」
と落胆した様子で綴っていた。
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