勇気を出して上司に意見を言っても、納得のいく結果になるとは限らない。山口県の20代後半の女性(Web・インターネット・ゲーム/年収200万円)が、「高圧的なリーダー」に思い切って言い返してみたというエピソードを綴った。(文:永本かおり)
「このレベルのことで会議になるのが時間の無駄」
「新人の頃、いつも高圧的でパワハラなリーダー」がいたと綴る女性。
「質問をするとかならずと言っていいほど、それ前も教えたよね?と、絶対教えられてないことも、教えたと言われていた」
納得はしていないものの、初めのうちは「言い返さないようにしていた」という。しかしあるとき、うんざりしたのだろう、「覚えがないです」と伝えた。ところがやはりリーダーは「絶対教えた!」と言ってきた。
この対応に女性は「業務中に毎回このやりとりするのも疲れたので」と前置きし、
「言った言わない問題って埒があかないですし水掛け論ですよね?」
と指摘してみたそう。リーダーはこの時「そうだね」と言ってその場を去ったというが、「そのやりとりを上に報告され、会議になりました」と大ごとにされてしまった。
しかも会議では「リーダーは『私は悪くない』みたいな態度を取り続け、最終的に私の方が悪いみたいな感じ」に追い込まれた。結局
「一緒に働いている仲間にそんなこと言ってはいけないと、部長に言われた」
という後味の悪い結果になってしまった。納得できない思いをこう吐露している。
「今でも腑に落ちない、というかこのレベルのことで会議になるのが時間の無駄だと感じた」
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