「終始バカにしたような態度」を取られたという面接を振り返った30代前半の女性(茨城県/専業主婦)。それは「ある研究施設と取引がある中小企業で面接した時のこと」。「面接官は40代前半位の女性と若い男性の二人」で、なんと
「まず履歴書を渡すと無断で複数枚コピーされ、フロア内の従業員何人かに配られました」
とまだ採用も決まっていないのに個人情報を勝手に社内配布されてしまった。(文:okei)
「なんだ働いてるって、用務員(笑)」
それだけでも驚きだが、面接中の対応もひどかったようだ。家族の話になったとき「父親の勤め先」を尋ねられた。父親はたまたま、面接を受けた会社の「取引先の研究施設」で働いていたため、それを告げると「女性面接官から何度も名前を聞き返され」、こんな風に嘲笑されたという。
「『は?そんな人知らないんだけど』『ねー、〇〇(父の名前)って人が取引先の研究施設で働いてるって言ってるんだけどー?知ってる?誰も知らないよね!?』とフロアに問いかけ、終始バカにしたような態度を取られました」
「知らないのは当然かも知れません、父はその研究施設の設備メンテナンス担当でしたので、研究員ではありません。それを告げると今度は『なんだ働いてるって、用務員(笑)』」
その研究施設と取引きがよほどステータスになっているのか、仕事に関係のない質問でマウントを取ってくる面接官。その後も非常識な言動は止まらなかった。
「その時勤めていた私のアルバイト先について聞かれ、その会社からもそう遠くない書店であることを告げると『そんな本屋知らないんだけど(爆笑)えー?どこにあるの?(笑)』 とやはり馬鹿にされました」
「私の勤めていた書店は県内で一番大きい書店で、少しでも本を読む人なら知らないはずはない地元の有名店なのですが…」
逆に無知をさらした形の面接官たちだが、「その後PC操作スキルをテストされ、ある程度使えることが分かると『また後日テストやるから連絡する』」と言ってきたそう。しかし、
「こちらから断ろうと思っていたので特に連絡もせずにいましたがもう数年経ちます。もちろん履歴書の返却もありません」
と雑な対応の会社に応募を続けることはなかった。「今でもその会社は研究施設の下請けで安泰みたいです」とのことで、研究施設の下請けであることがすべての会社だったようだ。
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