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「女子児童にだけ熱心」逮捕された35歳わいせつスイミングスクールコーチの“キレやすい”素顔

2023年04月24日 05:10  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

瀬ヶ崎スイミングクラブの外観

「ニュースを聞いて驚きはありませんでした。ハズレのコーチで有名でしたから」

 子どもをスイミングスクールに通わせる保護者がその人物について明かす。

逮捕された容疑者は“コーチとしてハズレ”

 さいたま市で、スイミングクラブのコーチが水泳を教えていた女子小学生の下半身を触るなどのわいせつ行為をしたとして逮捕された。強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、森田匠容疑者(35)

 昨年12月の中旬から下旬にかけて、水泳を教えていた10代の女子児童に対し、複数回、下半身を触るなどした疑いが持たれている。

 今年1月、児童の母親が「娘がコーチに触られたと言っている」と警察に被害届を出し発覚したこの事件。調べに対し森田容疑者は「すけべ心で触った」と容疑を認めている。冒頭の保護者が続ける。

森田コーチは5年ほど前からスクールにいました。前職は知りません。人気のコーチなら保護者の誰かが根掘り葉掘り聞くのですが、彼には誰も何も聞きませんでした。覇気がなくて、コーチにしては30代と歳だし、進級もなかなかさせてくれないし、女子児童にだけ熱心という噂がありました。

 他の20代の明るい人気コーチなどとくらべるとハズレとしか言いようがない。指導力も疑問でした。水泳のコーチなのに小太りだし、あまりにも進級させてくれないので文句を言ったら急に逆ギレして進級テストの結果を床にバンって投げられて“知りません”と言われました」

 と、キレやすい一面を明かす。他の容疑者に指導を受けていた娘を持つ他の保護者も、

被害者は1人じゃないと思います。発覚したのが分別のある10代の女の子だったからであって、幼児クラスの女の子たちはコーチの行為が性的かどうか気づけないですから。特にコロナ禍で保護者見学席が閉鎖されてからは何をされているかわからない。容疑者に指導を受けていた私の娘は当時4歳です。

 森田容疑者がコーチになってから“プール行きたくない”と駄々をこねるようになり、それでも行かせていましたが、もしかしたらうちの娘も……と思うと……。真相を知りたいけれど、思い出してほしくもないし、怖くて娘に聞くことができないんです

 と、複雑な胸中を明かした。

 森田容疑者が勤務していた「瀬ヶ崎スイミングクラブ」は20日、《弊社従業員不祥事のお詫び》とコメントを発表。同時に再発防止を約束しているが、スイミングクラブでのわいせつ事件は各地で起こっており、4月に入ってから3件目だ。

 6日には着替え中の女子児童の画像を知人に提供したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、インストラクターの吉井一磨容疑者(48)が逮捕された。吉井容疑者のタブレット端末には多くの児童ポルノと見られる画像や動画が保存されていたという。

 13日には、都内のセントラルスポーツクラブで水泳指導員を務めていた大学生(20)が強制わいせつ罪で逮捕されている。同容疑者はクラブ内の女子トイレの個室に3歳の女児を連れ込んでわいせつ行為をはたらいた疑いが持たれている。

 スイミングスクールで多発する性犯罪。保護者が目を光らせたところで“水中”までは監視できない。今後スクールはどのような対策をとっていくのだろうか。