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【4/24~4/30の運勢】4月5週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

2023年04月23日 22:11  isuta

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isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2023年上半期の占いも公開しているので、ぜひ併せてチェックしてくださいね♡

今週の星座占いを全文読みたい方はこちらをタップ 今週のおひつじ座の運勢

おひつじ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

迷宮化をほどこす

今週のおひつじ座は、「すべての情緒の中の第一のもの」を取り戻していこうとするような星回り。

デカルトが「すべての情緒の中の第一のものである」と呼んだ驚きの情について、日本の九鬼周造は『驚きの情と偶然性』のなかで、次のように述べていました。

驚きという情は、偶然的なものに対して起る情である。偶然的なものとは同一性から離れているものである。同一性の圏内に在るものに対しては、当り前のものとして驚きを感じない。同一性から離れているものに対して、それは当り前ではないから驚くのである。

あなたもまた、人生に新たな「出逢い」や「驚き」をもたらしていくことに、いつも以上に貪欲になってみるといいでしょう。

続きはこちらから 今週のおうし座の運勢

おうし座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

運命の基礎工事

今週のおうし座は、身体の根本に活力を吹き込んでいこうとするような星回り。

『あしゆびに八つの股や広げて春』(鈴木牛後)という句のごとし。冬のあいだ硬く縮こまっていた生命が、その本来の創造性や躍動感を取り戻していく鍵は「あしゆび」にあり。

そして、生命が弱ったり運命が停滞したりするのにも突きつめれば深い訳があるように、「あしゆび」にもよくよく見れば確かに「八つの股」がある。作者はここでその股をそっと広げて、何かを確認している。

あなたもまた、作者同様にそっと「あしゆびの股」を広げて自身の生命力や運命の在り様を確認してみるといいでしょう。

続きはこちらから 今週のふたご座の運勢

ふたご座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

周辺に転がり落ちて生まれたの

今週のふたご座は、あえて“からめ手”からの攻めを担っていこうとするような星回り。

からめ手とは、人々の注意があまり向かない裏門や裏手のことを指しますが、そのことを文化人類学の立場から説いたのが山口昌男でした。

山口は、社会構造を日常的な「中心」と非日常的な「周縁」とに分け、両者の葛藤から文化の力強さは生まれるという「中心と周縁」論を説き、負けは勝ちの、よそ者は共同体の、異常は正常の、闇は光の本質を反映的に深くあらわしており、その物語の深部を示しているのだと主張したのです。

あなたもまた、みずからの「負け」「よそ者」「異常」をきちんと背に回した上で、自分なりの活動のダイナミズムに落とし込んでいきたいところです。

続きはこちらから 今週のかに座の運勢

かに座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

これまでにない風景を見るために

今週のかに座は、頭で否定しても否定しきれないものを受容していこうとするような星回り。

『胸分に春の野をゆく病ひかな』(高山れおな)という句のごとし。おそらく理屈ではなく体感として、自分のなかにこれまでにない新しい動きや新しい関係性、ないし新しい生き方に向かいつつある予感が芽生えているのでしょう。

生命というのは、本来頭脳による否定を超えた地平をその射程に入れて生きているものであり、加齢やケガや失敗などが起きた時ほど、これまでとは違った風景を見れるチャンスと捉えてべきなのかも知れません。

あなたもまた、コントロール不能なものにこそ積極的に付き従って、その先にある新たな風景を見届けていきたいところです。

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しし座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

因果づくを貫く

今週のしし座は、みずからの生を「当たりさわり」のある話に寄せていこうとするような星回り。

作家の車谷長吉は『因果づく』というエッセイの中で、「小説を書くという振る舞いは、魔物に『ふれる』というより、魔物に『さわる』という行為に近く、時にみずからが分泌する人間毒に感電して、何とも得体の知れないメランコリア(憂鬱)に囚われてしまうことがある」のだと告白しています。

本当は「さわりたくない」「さわらない方がいい」、けれども「さわりたい」「さわらざるを得ない」「さわらないではいられない」「さわることなしには生きて行けない」、そういうことがある。そういう因果づくの物の怪が、人という生物の中には息をしている。

あなたもまた、そんな風に自身の中に棲みついては息をしている「因果づくの物の怪」にさわらずにはいられない自分のサガについて、改めて思い知っていくことでしょう。

続きはこちらから 今週のおとめ座の運勢

おとめ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

ひとつの息の転換

今週のおとめ座は、人界の穢れをまず自分の生活圏から祓っていこうとするような星回り。

『春月や切ればわが家にレモンの香(か)』(中島斌雄)という句のごとし。

作者が志向しているものとは、知性と抒情とが溶け合った清浄な世界。日頃慌ただしく世間の煩い事だけで生活を満たしがちな人間もまた、決して人間だけで固まっていてはいけないのだという決然たる主張が、ここには潜んでいる気がしてならないのです。

あなたもまた、ともすると人人人(に少しAI?)で埋まりがちな生活空間に、するりと自然を招き入れていくべし。

続きはこちらから 今週のてんびん座の運勢

てんびん座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

浮き輪ぷかぷか

今週のてんびん座は、すぐそばにいる他者との感情的な回路を通じて、何かが互いにもれ出しあっていくような星回り。

文化人類学者の松村圭一郎は『くらしのアナキズム』の中で、自身のフィールドワーク経験から次のように述べています。

「日本でよく耳にする「他人に迷惑をかけてはいけない」という言葉。エチオピアの人びとのふるまいを見ていると、その言葉が、いかに「もれ」を否定し、抑圧してきたのかがわかる。人間は他人に迷惑も、喜びも、悲しみも怒りも、いろんなものを与え、受け取って生きている。それをまず肯定することが「もれる」社会への一歩だ。」

あなたもまた、日常の些細なコミュニケーションを通じて、みずからにそうした「もれ」を促してみるといいかも知れません。

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さそり座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

“ふつう”をめぐるシャドーワーク

今週のさそり座は、何気なくもたらされた「当たり前」に尊さを見出していくような星回り

『ふつうの日ふつうのうぐひす餅の粉』(岡田一実)という句のごとし。掲句は、花見というより、どこかへ郊外の山地へハイキングにでも出かけた際に詠まれたものだろう。

日頃コンクリートのビルやアスファルトに取り囲まれているときには感じえなかった季節の移ろいが、少し遅れて体感されてきた。掲句からは、どこかそんな実感のうごめきが感じられる。

あなたもまた、自分がきっと最後に行き着くべき「ふつう」を垣間見ていくことができるかも知れない。

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いて座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

器に徹する

今週のいて座は、慄きつつもほっとするような感覚を通じて、言葉を紡いでいこうとするような星回り。

困難な状況にある人にただ単に「がんばれ」と言い続けてしまうのは、言葉をかける側が想像力を失い、本来かけるべき言葉を見失っているからですが、では、そんな時私たちは一体どうすればいいのか。

近代日本思想を専門とする中島岳志は、何かを話しているときに慄くときの感覚について「喉元に死者がいる」という言い方をしているのですが、慄くとともに「少しほっとする」のだとも言います。それは、自分がひとり単独の存在ではなく、死者や過去と言葉を通じてつながり、ともに生きていることを感じられたからでしょう。

あなたもまた、ふとしたときの言葉のあり方を通じて、そうした「喉元に死者がいる」ということや、死者が紡いだ言葉を宿す器になるということがいかに可能なのか、ということがテーマとなっていくでしょう。

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やぎ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

揺らぎの中で立ち現れるもの

今週のやぎ座は、合わせ鏡のなかでちらりと真実を垣間見ていくような星回り。

『蝶われをばけものとみて過ぎゆけり』(宗田安正)という句のごとし。俳句で蝶は、明るくのどかな景色の一部として客観的に詠まれることがほとんど。ところが、掲句では蝶の側に立ってそこで主観的に捉えられた「われ」のイメージが詠われています。

いわく、突然あらわれた人間の「われ」は「ばけもの」のようであると。それは、有効視野が150度ほどと言われるヒトとは異なる、360度に近い視野をもつ複眼という“別の仕方で”でとらえた、真実なのかも知れません。

あなたもまた、そうした自分が向きあっていかねばならない真実をつまびらかにするための手鏡のごとき存在に、どこまで力を借りることができるかが問われていきそうです。

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みずがめ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

生きた言葉を求めて

今週のみずがめ座は、どこかボケボケになっていた悪のリアリティへの鋭敏さを、取り戻していこうとするような星回り。

現代は人びとがますます近代実証主義の枠から外れたことを扱うのが苦手になりつつあるように思いますが、結果的に良くも悪くも通常の理解や常識が及ばない状況に遭遇したり、一筋縄ではいかない困難や面倒とうまく接することができなくなってしまったのではないでしょうか。

そうした現代社会の傾向について、作家の佐藤優と美学者の高橋巌は2人の対談を収録した『なぜ私たちは生きているのか』のなかで、「悪のリアリティに鈍感になっている」という言い方で指摘していました。

あなたもまた、「言(ことば)のうちに命があった(ヨハネ福音書)」という言葉をよくよく胸に刻んで過ごしていくべし。

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うお座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

夢のなかで頬をつねる

今週のうお座は、自分なりの身の処し方について、ある種の覚悟が求められていくような星回り。

『皆行方不明の春に我は在り』(永田耕衣)という句のごとし。

この俳句は春という季節の空気感に混じった、そんな人たちの声なき声を代弁しているのだとも解釈できますし、逆に、すべてが不確かでゆめまぼろしのような春という季節にあってなお、溶け出しきれずに残っている「我」の業の深さのようなものを詠んでいるのだとも考えられます。

あなたもまた、以前と同じようにはいられなくなってしまった、「我」を取り巻く状況の変化への適応を求められていくことでしょう。

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