4月23日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのJSB1000クラス レース2が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝を飾った。2位は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)、3位は名越哲平(SDG Honda Racing)となっている。
全日本ロードレース選手権第2戦鈴鹿2&4の決勝レース2は中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝、開幕4連勝を達成した。
鈴鹿2&4の最終日。澄み渡る青空の下、16周の決勝レース2が行われた。7番グリッドの名越哲平(SDG Honda Racing)が抜群のスタートを決めてホールショットを奪い、2番手に水野涼(Astemo HondaDream SI Racing)、ポールポジションの中須賀は3番手、岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)、作本輝介(AstemoHondaDreamSIRacing)、津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)の順でオープニングラップを終える。
ラストラップ、中須賀は2位に2秒5の差を持って見事勝利。2位争いは岡本に軍配、3位は名越と、今季の4レースすべてで同じ結果となった。4位はAstemo HondaDream SI Racingのチームメイト同士の戦いを水野が制し、作本が5位でチェッカーを受けた。
■中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)レース2:優勝 「午前中のウォームアップ走行と決勝ではコンディションが変わっていて、特に路面温度が高くなったので、非常にタフなレースになりました。路面温度が高くなったことで、恐らくタイヤも厳しくなってくるので、どうすれば自分がしっかり勝ち切れるかなと戦略を立てて臨みました」
■岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)レース2:2位 「完全に戦略ミスでした。もう少し早いうちに前に出たかったんですけど、中須賀選手が言ったように、速い場所と遅い場所が全然違って、自分のペースで走ることができませんでした。前半セクションは自分の方が速かったりしたけど、後半セクションでちょっと離されてしまって、ずっとタイヤを使う厳しいレースでした。(中須賀選手は)前に出るタイミングもそうですし、勝負を仕掛けるポイントがすごいうまいなって思ったのと、今回のレースウイークで初めて後ろでずっと走っていたんですけど、速さの面でも上手さの面でも、やっぱり全然違うなと改めて痛感しました。次戦までに頑張って近づくようにします」