トップへ

メーガン妃、チャールズ国王への手紙で「生まれてくる赤ちゃんの肌の色を懸念した王族」の名前を明記

2023年04月23日 14:21  Techinsight Japan

Techinsight Japan

2021年3月、オプラ・ウィンフリーのインタビュー番組に出演したメーガン妃。その後、チャールズ皇太子(当時)に手紙を送っていたことが明らかになった(画像は『Oprah Daily 2021年3月6日付Instagram「In a newly released clip
メーガン妃がオプラ・ウィンフリーのインタビュー番組に出演した後、チャールズ皇太子(当時)に手紙を送っていたことが明らかになった。妃は番組で、王室メンバーが生まれてくる赤ちゃんの肌の色を懸念したという爆弾発言をしていた。その後、妃は皇太子から手紙を受け取ったが、この件に言及していなかったことに不快感を抱いたそうだ。妃は皇太子に返事を送り、肌の色を懸念した王室メンバーの名前を明記したという。こうした感情が、戴冠式に出席しない理由のひとつになったと考えられている。

【この記事の他の写真を見る】

英メディア『The Telegraph』は現地時間21日、メーガン妃が2021年3月にヘンリー王子とオプラ・ウィンフリーのインタビュー番組に出演した後、チャールズ皇太子(以下、当時)に手紙を送っていたことを報じた。

同メディアによると、メーガン妃が送ったのは、チャールズ皇太子から届いた手紙に対する返信だったという。

メーガン妃はオプラのインタビュー番組に出演した際、自身が第1子アーチー王子を妊娠中、王室メンバーが生まれてくる赤ちゃんの肌の色に懸念を示していたことを告白した。

さらに妃は、妊娠中にストレスと闘いながら王室公務を続けるうち、自殺願望を抱くほどに追い詰められたが、王室補佐官から専門家の助けを求めることは許可されないと言われたと主張していた。

そのような爆弾発言により王室は危機に陥り、王室メンバーは人種差別の疑惑に直面することとなった。

同メディアによると、チャールズ皇太子から届いた手紙には、家族が分裂したことの悲しみが綴られていたが、王室での対応が自殺願望につながったことに対する懸念や、メーガン妃が王室職員にいじめをしたという告発に関する調査については触れていなかったそうだ。そのためメーガン妃は、不快感を拭えなかったという。

そして妃が返事として皇太子に送った手紙には、生まれてくる赤ちゃんの肌の色を懸念した王室メンバーの名前が明記されていたそうだ。しかしメーガン妃とチャールズ皇太子は両者ともに、この発言が悪意を持ってなされたことではないと認めているという。


同メディアによると、メーガン妃はチャールズ皇太子から手紙を受け取ったことに感謝しているものの、満足のいく回答を得られなかったことに不満を抱いたそうだ。こうした感情が、彼女が戴冠式に出席しない理由のひとつになったと考えられている。

メーガン妃の爆弾発言後、英王室は声明文を発表し、エリザベス女王が今回の問題を「非常に深刻に受け止めている」と伝えた。ウィリアム王子(当時)は公務先で記者から「王室は人種差別主義なのですか?」と問われると、「僕達は人種差別をするような家族ではない」と断言していた。

しかし王室は赤ちゃんの肌の色を懸念した人物を明らかにすることはなく、さまざまな憶測が浮上していた。

2021年11月には、英王室に関する暴露本で、その人物がチャールズ皇太子だったと主張していることが判明したが、王室の広報担当者が「フィクションだ」と否定した。


2022年7月には、カミラ夫人(当時)がヘンリー王子夫妻の将来の子供に関する人種差別的な発言をしたという疑惑が浮上したが、複数の王室関係者が反論していた。

画像は『Oprah Daily 2021年3月6日付Instagram「In a newly released clip,」』『The Duke and Duchess of Sussex 2019年11月14日付Instagram「Happy birthday to His Royal Highness The Prince of Wales」』『The Royal Family 2023年2月23日付Instagram「All of you here must take the most enormous pride in your profession」』『Save The Children UK 2020年5月6日付Instagram「“Duck! Rabbit!”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)