面接を受けるにあたっては、履歴書を書いたり、予定を空けたりと何かと時間と労力を要するものだ。そんな、ただでさえ手間暇かかる面接がハナから採用する気ゼロだったと後から知らされたら、どんな気持ちになるだろうか。（文：KZ）
「もはや笑うしかなかった」
「怒りを通り越してもはや笑うしかなかった話」として、不運な体験談を寄せてくれたのは、千葉県に住む30代後半の男性（事務・管理／正社員・職員）。
大学生の頃、地元の「有名なコンビニ」のアルバイト面接を受けるべく、同コンビニの事務所を訪れたという。採用担当者は、40代の女性店長。男性は志望動機や働ける時間帯について話したのだが、面接終わり際に女性店長からこんなことを言われ、履歴書を突き返されたそうだ。
「もう既に募集終わってるから、あなた不採用だから」
まさかの発言に、男性はすかさず、 「既に募集を締め切ったのなら、なんで事前に教えてくれなかったんですか」 と当然の疑問を投げかける。すると、店長は一言
「暇だったから」
と、悪びれる様子もなかったという。そのまま黙って退出したという男性は「呆れて怒る気もありませんでした」と当時の心境を振り返る。
ちなみにそのコンビニは今でも営業しているとのこと。「お客はそこまで入ってるように見えませんが」と付け加えた。暇潰しのために面接に呼ばれたことについては「前にも後にも経験することなかった」とし、「こりゃ笑うしかありませんね」と自嘲ぎみに綴っていた。
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