セッション中盤には、1分37秒818をマークした国本雄資(Kids com Team KCMG)がいち早く1分37秒台に入れ、タイムシート最上段にジャンプアップを果たしてくる。続いて11時50分過ぎ、松下信治(B-Max Racing Team)も2番手へ。松下はここまで、誰よりも多い16周を周回している。
さらにその数分後、ルーキーの太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が松下に迫るタイムで3番手へと上がってきた。
セッションが残り30分を迎えようとする頃、大湯が1分37秒828と、国本に0.010秒に迫るタイムで2番手へとタイムを縮めてくる。宮田莉朋、ジュリアーノ・アレジのVANTELIN TEAM TOM’S勢もトップ6圏内に進出してきた。
残り20分を切り、いち早くアタックを敢行したか、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分37秒519というタイムで暫定トップに立つと、残り11分で野尻が1分37秒台に入れ、4番手に浮上する。
時を同じくして、デグナー立ち上がりの立体交差先で、小林可夢偉(Kids com Team KCMG)がストップしてしまう。マシンのノーズをコース左側のガードレールに軽く接触させた状態となり、ここでこのセッション2回目の赤旗が導入された。