2023年04月22日 09:11 おたくま経済新聞
4月22日は、「よい夫婦」の日。
1989年11月に開かれた国連総会において1994年が「国際家族年」と定められたことをきっかけに、株式会社講談社が「よ(4)いふうふ(22)」の語呂にあわせて記念日に制定しました。
……と、ここでひとつ疑問が。「たしかいい夫婦の日って11月22日じゃなかった?」と感じた方もいると思いますが、実はこれ、どちらも正解。何なら翌日の11月23日は「いい夫妻の日」となっていますし、2月2日も「夫婦の日」と制定されています。このように、夫婦にまつわる記念日は、実はたくさんあるのです。・1月31日……愛妻の日
・2月2日……夫婦の日
・2月20日……夫婦円満の日
・4月22日……よい夫婦の日
・11月22日……いい夫婦の日
・11月23日……いい夫妻の日
特にこの日に何をする、という決まりはありませんが「2人の時間を大切にする日」として、夫婦の絆をより深めるための日とするのはいかがでしょうか。11月22日と比べて過ごしやすい気候となっていますので、例えば2人で食事をする、映画を観る、ちょっとしたギフトを贈るなど、お出掛けをするのも良いでしょう。
また、この日を選んで入籍したり、結婚式を挙げるカップルも多いようです。2023年の4月22日は大安、天恩日大安と天恩日が重なる縁起の良い日であるため、もしかすると芸能人カップルの吉報が舞い込んでくるかもしれませんね。
ちなみに筆者は、今年で結婚12年を迎え、ベテラン夫婦の領域に少し足を踏み入れたところ。これまで大きなケンカもなく、仲良く円満に過ごせてきたつもりです。
子育てや家事などは、特に決まりごとを設けず、片方に負担が行き過ぎないように各々判断して行うなど、お互いが思いやりの心を持って、協力しながら家庭生活を送ってきました。当たり前ですが、これに愚直に取り組むことが結婚生活のポイントである気がします。
ただ、これをやるとどうしても片方に負担が行き過ぎてしまう時があります。なるべく楽をしたいのが人間ですからね。身体的にも精神的にもしんどい時はきちんと気持ちを話し、長く不満を抱え込まないようにすること。
例え口下手でも、思いを言語化することは、自分の考えを整理する上でも非常に重要です。「話せばわかる」という関係性であることが前提ですが、このままじゃ良くないなと思う時は、常に話し合いで解決してきました。
ただし、自分がきついからといって相手が楽をしているとは限りません。お互いがしんどいと感じていることは多々あるでしょう。それでも、理解し合っているつもりで何もコミュニケーションを取らないのはNGです。相手も辛いと知ることで歩み寄ることができ、より夫婦の絆が深まっていくのではないでしょうか。
「気持ち」と「行動」。この両者が伴って、初めて円満な夫婦生活は成り立つものであると感じます。良いことも悪いことも、ともに分かち合ってこそ。10年先も20年先も、これを忘れないようにしたいですね。今日はちょっとだけ豪華な食事で、改めて日頃の感謝を伝えることにします。
(山口弘剛)