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社内不正事案全体の約6割が退職者による情報持ち出しと判明

2023年04月21日 10:21  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
「世界中のデータトラブルを解決する」という理念のもと、データリカバリー、フォレンジクス、セキュリティ事業を展開するデータセキュリティカンパニー、デジタルデータソリューションは、増加する社内不正・情報持ち出し被害の実態を明らかにするべく、2022年1月~2023年3月、社内不正被害にあった経験のある企業300社を対象に、社内不正・情報持ち出し被害に関する実態調査を実施した。


「貴社の社内不正被害の概要を教えてください」という質問に対する回答を元に分類したところ、退職者による情報持ち出し被害が約44%で最多となった。


「退職者による情報持ち出しが発覚した月を教えてください」と聞いたところ、転職者の増える4月に情報持ち出し被害が発覚する件数が16件と最多だった。


「USB等の外部接続媒体に利用制限を設けていますか」という質問に対しては、利用制限を設けていない企業が8割以上という結果に。


「社内不正に気付いたきっかけを教えてください」との質問には、社内データ削除の発覚がきっかけの企業が約55%で最多となった。(田中妃音)