就活をしていた当時を回想する20代前半の女性(山梨県/サービス・販売・外食/正社員・職員/年収200万円)。面接官からデリカシーのない質問をいくつも投げられ、
「そのあと数日学校に行けませんでした」
とかなり傷ついたようだ。一体何を聞かれたというのか。(文:永本かおり)
「お母さんたちはいつ離婚したの?」「なんで離婚したか理由知ってる?」
高卒の就活で「新聞の印刷会社」を受けた女性。 志望動機などを聞かれて面接自体は「ごく普通」だったという。しかしその後に行われた「面談」では、個人的な質問を次々と振られることになる。
事前に、「面談ではもう少しラフで自身の家庭などの話を聞かれる」ことは聞いていたものの、どれも「失礼極まりない質問ばかり」だったという。
「私は当時ふっくらした体型でしたので面接官のおじさんは『どうしてそんな体型になったの?』『なに食ったらそんな大きくなるの?』など気にしているところをグサグサと刺す質問ばかり…」
仕事に関係のない容姿いじりはハラスメントとしか言えないだろう。他にも、
「お母さんたちはいつ離婚したの?」「なんで離婚したか理由知ってる?」
といった家庭環境に関する質問を受けた。女性は「これって就職に必要な質問だったのかな」と疑問を綴っている。もちろんこうした質問はすべてNG。企業側は相手が高校生だからと舐めてかかっていたのだろうか。
こうした失礼な質問をされたのは女性だけではなかったようだ。
「面談が終わったあと同じ日に面接に来ていた女の子に話を聞いたところ彼女も『恋人いるの?』などとセクハラに近い質問をされたそう」
非常識な面接官にショックを受けた女性は、
「高校生だった当時の私にはメンタルがやられてしまいそのあと数日学校に行けませんでした」
「もちろん先生には報告しないといけませんでしたので面接、面談の内容を報告し、ハローワークの方で注意してもらえることとなりました」
と、辛い思い出を綴った。
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ