もし財布を無くしたら、落ち着いてなどいられない。大阪府の50代後半の男性(エンジニア/年収800万円)はまさに出張中にやらかしてしまったという。
「カード、免許証、お金等が入った財布を無くした」
と絶望的な状況に陥った経験を語ってくれた。(文:永本かおり)
機転を利かせた後輩がスマホで捜索
それは出張の帰りに起こった出来事だった。
「開発中の新製品の実験を行うために社有車で出張した帰りに、高速道路のサービスエリアでご飯を食べようと思ったら財布が無いことに気づいた」
これは恐ろしい事態だ。もちろん焦って探したが出て来ない。カードも免許証も失ったとなれば、さぞかし生きた心地がしなかったことだろう。
しかし出張に同行していた後輩は冷静だった。スマホを使って、出張中に立ち寄ったコンビニを探し出してくれたという。
「そこに電話したら、お客さんが拾ってお店に届けてくれたので預かっているとわかった」
後輩のおかげで見つけ出すことができたが、「すでにコンビニに引き返すには遠くに来すぎていたので、いったん会社に戻ってからコンビニに連絡し、自宅に送り届けてもらった」 と成り行きを明かした。一連の出来事について
「宿泊出張だったため大金が入っていたが、全額戻ってきてとても助かった。 後輩、拾ってくれた人、コンビニの人、全てに感謝している」
と、ほっとした様子で綴っていた。親切な人たちに恵まれ九死に一生を得た、といったところだろう。
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