採用面接では、面接官の偏見が透けて見えることがある。キャリコネニュース読者で神奈川県の30代女性(Web・インターネット・ゲーム/正社員/年収750万円)は、面接で信じられない質問をされたことを打ち明けた。(文:コティマム)
「こんな人が上司なら、今後性別で差別してくるだろう」
若い頃の転職活動で、「当時流行りのWeb業界への転身を決意」した女性。
「そこはかなり先進的なサービスを扱っており、自分の経験ともがっちり当てはまっていて、『是非ここで働きたい!』と意欲に燃えていました」
と、ある企業の面接に臨んだ。ところが「一次面接で出てきた中年男性」は、こんな質問をしてきたという。
「女性で専門職やってて、今まで得したことありますよね!どんな事が得でした?」
この言葉に、「ポカーン……」とした女性は
「まるで『女だからと優遇されて、これまで勘違いして生きてきたでしょ』と言わんばかりの言い方でした」
「確かに男性ばかりの職ですが、仕事量も求められる品質も、もちろん評価も男性と同等です」
と憤りをあらわに綴った。その場では「『細部に気が付くのは女性ならでは』などと適当に答えた」という。その結果……
「面接通過しましたが、『こんな人が上司なら、今後性別で差別してくるだろう』と思い断りました」
と報告している。
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