社長としては「辞めた社員の本音が知りたい」と思うのも仕方ないが……。「職場のやばい人」をテーマに募集したアンケートに、
「私の職場の社長についてなのですが、退職者の会社携帯のLINEをバックアップ(復元)しようとしてたことに引きました」
という衝撃エピソードが寄せられた。埼玉県に住む20代前半の女性(Web・インターネット・ゲーム/年収300万円)からの投稿だ。(文:okei)
「何時間も血眼になってトークの復活を試みてた」
その退職者は「退職代行を使い辞めた」という。そのため社長はかなり疑心暗鬼になっていた様子だ。
「会社に恨みがあると思ったのか社員同士でLINEで悪口を言っているのではないかと考えてたみたいです」
「退職者はLINEのトークを消していたので見れないのですが、何時間も血眼になってトークの復活を試みてたのはかなり驚きました」
LINEには「バックアップ・復元」という機能があり、例えば機種変したときなどバックアップを取っておけば新しい機種にトーク履歴が復元できる。ただ、辞めた社員はバックアップを取らずにトークを消してしまったのか、何らかの理由で復元は難しかったようだ。
それでも「退職者はLINEのトークは消してはいたもののアカウント自体は消していなかった」。社長は「他の社員がアカウントを消してしまう前にバックアップを試みたかったのか」、外出する際に仲の良い営業社員に「この会社携帯を持ってて欲しい」と頼んでいたという。
社長なのだからアカウントを消すなと命じておけば済む話だが、社員同士が悪口を言っていたかもしれないアカウントのトーク履歴は自分が復元したかったのだろう。女性は
「どうしてもトークが見たい社長の執念には驚きを隠せませんでした。そもそも退職代行を使って辞めたいほどの会社ということを自覚して欲しいです」
と呆れたように綴った。
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