面接で違和感を覚えたときは、入社を考え直した方がいいかもしれない。広島県の30代後半男性(その他/正社員/年収300万円)は
「社長から『うちに入りたい?だったらここで俺に腕相撲で勝ったら即採用したげるよ?笑』と何度も言われました」
と違和感だらけの面接を振り返った。(文:谷城ヤエ)
「ここで俺に腕相撲で勝ったら即採用したげるよ?笑」
男性はコロナの影響で転職を余儀なくされ、「食品営業の会社へ応募」した。 書類選考を通過し次の選考を受けることになったが「伝えられた会場が車で1時間はかかる場所」だったという。
「面接が早朝だった事もあり、前日に面接会場近くのホテルへ宿泊し、向かいました。まず通された別室で入社の一般常識(テスト)があったのですが、真夏だと言うのに空調が付けられてなく、窓もない蒸し風呂状態」
「汗だくで一般常識テスト」を受けた男性だったが、結果は合格だったため面接を受けることに。「面接は配属先の所長、エリアマネージャー、社長の3人での面接で、とても和やかな雰囲気で進んでいた」というが、なぜかこんな事があった。
「『営業車を運転する為、免許証の確認をさせてください』と言われ免許証を出すと写真をネタにされ『犯罪歴あったりする?笑カタギじゃないよね?笑』など言われました」
失礼な話だが男性は「なんとか笑い話として処理し」大人の対応を取った。さらに
「社長から『うちに入りたい?笑 だったらここで俺に腕相撲で勝ったら即採用したげるよ?笑』と何度も言われました。結果的には腕相撲はしなかったのですが」
後日「社長が大変気に入ってらしたので採用です」と言われ合格したという。腕相撲させようとする社長は意味不明だが、めでたく入社した男性。しかし……
「テレビCMなどもしている企業だったので入社を決めましたが、入社したら超絶ブラック企業でした。試用期間で即退職しました」
と結末を綴っていた。
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