マスク着用義務も緩和され出社に切り替える企業もあるが、職種によってはテレワークがすっかり定着したことだろう。ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)の30代女性(神奈川県/正社員・職員/年収900万円)は、テレワークの快適さについて
「通勤時間がゼロになったこと。 化粧や日焼け止めなど朝の身支度やお弁当の用意、満員電車から解放された。 帰宅という概念すらないので、残業しても肉体の方はそこまで疲れない」
と綴った。メリットはまだまだあるようだ。(文:okei)
「ウェブ会議でカメラをONにするときだけ、上にブラウスを着る」
テレワークではリラックスしながら仕事ができることが、最大のメリットだろう。
「仕事中に小腹が空いたら周りに遠慮なくお菓子やコーヒーが飲めること。ルームウェアにすっぴんメガネ、髪もひとくくりでOK。ウェブ会議でカメラをONにするときだけ、上にブラウスを着る」
「昼休みに完全に横になって仮眠できる。お昼から、ペペロンチーノや餃子、カレーなど匂いの強いものが食べられること」
また「高めのランチやコンビニで散財することも無くなり、お金が貯まる」とお財布にも優しい様子。もちろん職場での煩わしさも軽減されており
「下らない世間話をされる時間が減って、仕事は仕事と集中できるようになった。業後の飲み会も無くなって家族や一人の時間を取りやすくなった」
と仕事とプライベートの境界線が明確になったようだ。
一方で「つらいこと」を訊ねると、こんなデメリットを打ち明けた。
「家族もテレワークだとひとり一部屋必要で、家が狭い。ネット回線が遅いと会議の通話が遅延したり、聞き取れなかったりしてストレス。適当な服でゴロゴロできるおかげで太った」
「世間話は好きじゃなかったけれど、同じチームの人とは雑談タイムを設けないとお互いに相談しづらかったり、コミュニケーションがぎくしゃくすることが分かった」
つらい通勤も煩わしい雑談にも、それなりに役立つ面があったようだ。
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