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「#ワークマン女子」横浜ビブレ店内部を初公開、ファッション性を打ち出し若年層の獲得目指す

2023年04月13日 16:52  Fashionsnap.com

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 ワークマンが、横浜ビブレ店内にオープンする#ワークマン女子とワークマンシューズの複合店「#ワークマン女子×WORKMANShoes 横浜ビブレ店」の内部を初公開した。開店日は4月14日で、9月にオープンを予定している新業態「ワークマン カラーズ(WORKMAN Colors)」に近い体制の実験的店舗として営業する。

 同店は、JR横浜駅から徒歩2分の場所に位置する横浜ビブレの5階に出店。同フロアでは「ヴィレッジヴァンガード」や「ムラサキスポーツ」「島村楽器」が営業している。
 ワークマンは、9月にウェアや小物などをデイリーウェアとして訴求するファッション軸の新業態「ワークマン カラーズ」1号店のオープンを予定。今回新しく開店する「横浜ビブレ店」は「ワークマン カラーズ」に先駆けてファッションを全面に打ち出し、コーディネート提案などを積極的に行う「実験店」と位置付けて運営する。担当者は「横浜ビブレはこれまでの出店先と比べてファッション感度が高い人が多いので、『ワークマン カラーズ』の実験店舗として最適だと考えた」と話す。

 店内は、昨年オープンした「池袋サンシャインシティアルパ店」、「東急百貨店吉祥寺店」と同じく#ワークマン女子とワークマンシューズの2業態で構成する。#ワークマン女子はウィメンズウェアのほかメンズウェア、キッズウェアなどを展開し、ワークマンシューズでは機能性に富んだウィメンズシューズ、ユニセックスシューズをラインナップ。レジを共通化して一体運営を行う。両店舗の総売場面積は約255平方メートル。#ワークマン女子とワークマンシューズの複合店としては最小の売場面積となる。

 横浜近郊には、桜木町駅前に#ワークマン女子1号店の「コレットマーレ店」が営業している。ワークマン全体でもベスト3の売上を誇る人気店だというが、「横浜ビブレ店」ではさらに若い客層の獲得を目指す。「長期的に見て幅広い人に支持されるブランドになるためにはファン層を広げていくことが必須。横浜ビブレ店ではワークマンがこれまでリーチしきれていなかった10~20代の男女をターゲットにしていく」(担当者)。

 #ワークマン女子は全店ともに好調で、2022年の売上が100億円を突破。2023年度は売上150億円を目標に、商業施設内店舗、路面店合わせて20店舗程度の新規出店を予定している。2024年には売上拡大のため、これまで実施してこなかった商業施設内へのフランチャイズ店舗の出店を進める計画だ。担当者は「作業服を売るワークマンやワークマンプラスの業態は、近いうちに頭打ちになると感じている。5年後10年後を見据えて、成長の余地があるワークマン女子の出店を進めていきたい」と展望を語った。
 

■#ワークマン女子×WORKMANShoes 横浜ビブレ店オープン日:2023年4月14日(金)所在地:神奈川県横浜市西区南幸2-15-13横浜ビブレ5階営業時間:11:00~21:00