4月14~16日に行われるロードレース世界選手権の第3戦アメリカズGPで、Moto2クラスに参戦しているCorreos Prepago Yamaha VR46 MasterCampより南本宗一郎が野左根航汰の代役として参戦をする。
2023年シーズンよりMoto2クラスにフル参戦している野左根だが、開幕戦ポルトガルGPのプラクティス3でクラッシュを喫した際に腰椎を骨折。そのため、連戦の第2戦アルゼンチンGPと2戦連続での欠場となった。野左根は治療を受け、回復に専念しているが、第3戦アメリカズGPも欠場となるようだ。
そのため、南本が今回のアメリカズGPも代役として参戦する。南本は、アルゼンチンGPで世界選手権デビューを果たし、走行を重ねるごとにタイムを更新していき、決勝では26番手グリッドから抜群のスタートを切って一時入賞圏内に浮上するなど、活躍を見せた。
2戦連続で代役を務める南本は、「アメリカズGPで再びチームとレースができることをうれしく思っています。COTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)はトリッキーなコースと聞いたので、今週末は難しいレースになると思います。でも、また挑戦する準備はできていますし、ベストを尽くすつもりです。多くの経験を積んで、楽しみたいと思います」と意気込みを語った。
今回の舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、激しいアップダウンがあり、高速コーナーを多数抱えるサーキットだが、南本はアルゼンチンGPに引き続きアグレッシブな走りを見せてくれるだろう。