職場では理不尽な注意を受けることもある。トイレの回数まで制限されたという岐阜県の50代前半男性(その他/正社員/300万円)は
「辞めて正解でした。あのままいても、給料は低いし、仕事の内容も無茶な要求をされたので全く不満はないです」
と以前の職場について語る。(文:谷城ヤエ)
「入社時の紹介がない、着替えのロッカーもない」
自動車関連の製造業で働くも3週間で辞めた男性。「鋳造品の製造現場」に配属されていたが……。
「季節は冬で、ある作業で一日中出入口付近で冷たい風が入ってくるところで作業」
「寒いのでトイレに作業中計3回行ったら、その後で『作業中のトイレは3回は行き過ぎなので2回に抑えてください、3回も行った人は初めて』と注意され、この会社は駄目だと思い、『尿路結石を患ったのでトイレに行けないと困る』と言って退職を願い出ました」
寒さを耐え、トイレまで制限されてはたまったものではない。「その夜に上司から連絡があり、即退職」できたという。
「それ以外にも、入社時の紹介がない、着替えのロッカーもない、仕事の流れや休日カレンダーなどほとんどの説明がなかったのでとても不満でした」
振り返ると最初から不信感を覚える出来事はたくさんあったようだ。
「聞けば入れ代わりが激しく、こんなぞんざいな扱いでは人は辞めていくのは当たり前だと思いました。自分の工程は、ほとんどが外国人女性でした。さらに直近で、半日で黙って辞めていった人もいたようで、こんな常識を疑う会社ではみんな辞めていくよな、と思いました」
と雑過ぎる前職への不満を綴った。
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