回転寿司チェーンでの迷惑客の問題行動は記憶に新しいところだが、こういった人たちは以前から存在していたのかもしれない。千葉県に住む30代後半の女性(サービス・販売・外食/年収350万円)は、大学を卒業し社会人になった頃、10年前に体験した回転寿司での驚愕エピソードを明かす。
女性が信じられない光景を目の当たりにしたのは、中学時代から「お互いを励まし合っていた」友人と回転寿司に行き、会も終盤に差し掛かった頃だった。(文:福岡ちはや)
「友人は『みんなやってることだよ』と悪びれもせず言いました」
女性は「その日も仕事のことや恋愛のことで会話が盛り上がり、楽しい時間を過ごしていました」と振り返る。
次々においしそうな商品が流れてくる回転寿司では、つい皿を取りすぎてしまうことがある。食べきれなかった寿司は同行者に譲ったり、やむを得ず残したりするのが普通だが、なんと友人は
「友人がオーダーしていた寿司が席に届いた時に『もうおなかいっぱいだよー!』と言うと、オーダーした寿司を流れている回転寿司のレーンにさっと置いてしまいました」
一度は手にした皿を戻したというのだ。思いもよらない友人の行動に、女性は慌てふためいた。
「寿司に触れていないとはいえ、一度触った皿をレーンに置くだなんて信じられず、私は開いた口が塞がらない状況でした。気心が知れた間柄だったのと、若さもあり、『おなかいっぱいなら私が食べたのに、レーンに戻すのはどうなの?』と問い詰めると、友人は『みんなやってることだよ』と悪びれもせず言いました」
女性は友人に相当失望したのだろう。これをきっかけに友人との連絡を控えるようになった。その後も、
「『妹の成人式で○○さんが着ていた着物は、型落ちの安いレンタル着物』などの発言で、価値観が合わなくなってきたと痛感」
したため、最終的には絶縁したという。女性は「なんとも後味の悪い会になってしまいました」と嘆いた。
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