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上司に暴力を振るわれた30代男性が、傷害罪で訴えた結果

2023年04月09日 06:10  キャリコネニュース

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理不尽な上司に対して、部下が黙って耐える時代は終わったようだ。茨城県に住む30代後半の男性(技能工・設備・交通・運輸/年収500万円)は、「当時の責任者及び取締役だった方」の理不尽なエピソードが「多数あります」と明かす。その人は「部下の成果を全て自分の成果として社長等に報告」する癖があったという。

その上司は他人がやった仕事について「いかにも『自分がやりました。自分が指示してやらせました』と嘘の報告をするだけでなく、「自分が気に入らない事があるとネチネチと嫌がらせや陰口を叩くのは当たり前の人でした」と最悪レベルの上司だったようだ。(文:okei)

反論したら「いきなり暴力を振るわれました」

また、あるとき男性が「有休を取りたい」「理由は私用です」と伝えると

「私用なんかで休ませる訳無いだろ!!!」

と怒鳴られたという。男性は驚き呆れつつ「反論するとさらに面倒くさいので適当に理由付けて休みました」と有休は当然の権利として取得した模様。ところが「それ以上に酷い事が後日起きました」と明かす。

「つまらない事で文句を言われ、いつもなら適当に話を流すのですがこの時は流石に腹が立って反論したのです。そしたら、いきなり暴力を振るわれました。幸い軽傷で済んだのですが…」

たとえ軽いケガでも、他人に暴力を振るうなどあってはならないことだ。ましてや、相手は自分の部下である。弱い立場の相手が反撃できないとわかっていて好き勝手に振る舞うのは、卑劣としかいいようがない。

「社長には嘘の報告をし、如何にも自分が被害者かという立ち居振舞いや『クビにしてやる』と息巻いていました。目撃者もいる状況でそのような事を言われたので、即警察に相談。傷害事件として立件してもらいました」

大事になったことで態度を改めてくれればまだいいのだが、この上司は「被害届を提出されていると解ったら、謝罪でもするのかと思ってましたが、逆に恫喝してきました」という。

上司はなんと、「たかが蹴られた位で何被害届出してるんだ!!取締役がクビって言ったんだからお前はクビにする!!」と、あまりにもメチャクチャなことを言い放ったそうだ。

「最終的には、会社が取締役が暴力を行った事を一生懸命揉み消しに走り、その取締役は役を降ろされました。結局辞めるまで謝罪も一切なく、そのまま定年という形で離職されました」

「もちろん、謝罪も無いので被害届を取り下げる訳でも無く(相手は)前科持ちに。民事訴訟もやって、慰謝料ももらいました」

と顛末を綴った。男性は最後に「ここまで愚かな人間は、今まで会った事が無かったので正直ビックリしました」とも書いていた。

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