国王がサポートするのは、マンチェスター大学で歴史学を専攻するカミラ・デ・コニングさん(Camilla de Koning)の博士課程プロジェクトである。「Royal Enterprise: Reconsidering the Crown’s Engagement in Britain’s Emerging Empire, 1660-1775(ロイヤル・エンタープライズ:1660-1775年、英国の新興帝国においての王室の関連を再考する)」と題した学術研究で、奴隷貿易に対する王室の関与や大英帝国との関わりを調査し、2026年に終了する予定となっている。
宮殿は、王室が所有する美術品を管理する「ロイヤル・コレクション(The Royal Collection)」と、ジョージ3世(1760年-1820年)以降の君主の個人的・公的な書簡や王室部門の管理記録などを保存する「王室公文書館(The Royal Archives)」へのアクセスを通じて支援を行うという。
画像は『The Royal Family 2023年3月13日付Instagram「The Commonwealth has been a constant in my own life」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)